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工場のある湖西市へ里帰りミーティング

3月28日、スズキ公式ジムニー・ファンイベントである『ジムニー・デイ・イン湖西市』(以下ジムニー・デイ)が初開催された。初回にもかかわらず、約1000台、約2000人が来場するという壮大なスケールであった。

【画像】約1000台&2000人が集結!スズキ公式ファンイベント『ジムニー・デイ』初開催 全101枚

会場となったボートレース浜名湖対岸駐車場と、ジムニーを生産している湖西工場はいずれも静岡県湖西市にある。そのため里帰りミーティング的要素があり、次回もここで? と想像できるほどの盛り上がりだった。


3月28日、スズキ公式ジムニー・ファンイベントである『ジムニー・デイ・イン湖西市』が初開催。    山本佳吾

全国各地から歴代ジムニーが集結したが、やはり最大勢力となったのは4代目となる現行型。家族全員でイベントを楽しむファミリーや、女性の運転で颯爽と入場してくるオシャレなジムニーも多かった。そのような現況について、会場を訪れた鈴木俊宏社長はこのように話している。

「ジムニーは機能に特化して造ったクルマなので昔は想像できなかったことですが、女性が2018年に登場した4代目のジムニーのことをカワイイと言って買ってくれるようになりました。また、ジムニー・シエラだけでは奥様の許可が出なくて購入できなかったお父様も、ジムニー・ノマドだったら許可が出て、ファミリー層も増えたのだと思います。

スズキは2輪のイベントが先行していましたが、4代目ジムニーによってオーナーが拡がったので、今回の開催につながりました」

女性オーナーや子どもたちも楽しめるコンテンツが充実

これまで4輪のイベントは女性や子どもを置き去りにする内容のものが多かったが、参加者の中に女性ドライバーやファミリー層が増えたことで、ここ最近はコンテンツが変化。

今回もサイの置物作り、観葉植物の人口土植え替え、アイロンプリントを楽しめるワークショップ、大型ラジコン(電動ミニ・ジムニー)操縦およびジムニー・シエラ・キッズカー乗車を体験できるキッズコーナー、美味しいグルメやドリンクを味わえる飲食コーナーが用意された。湖西市から地元ならではのグルメも登場している。


歴代ジムニーが全国各地から集結し、約2000人での集合記念撮影となった。    山本佳吾

キャンバーセクション、モーグルセクション、ローラーセクションによる特設コースを(専任ドライバーが運転する)ジムニー・ノマドで走破するオフロード走行同乗体験会もファミリー層に盛況だったので、このコンテンツも家族サービスになったのかもしれない。

イベントオリジナルグッズ販売、集合記念撮影、JimJamアプリ紹介、じゃんけん大会も幅広い層に好評で、湖西市紹介では田内浩之市長もジムニー・シエラ・オーナーだったことが明かされ、イベント当日に5速MT仕様が納車される話で盛り上がった。

また、ジムニーを愛用している熱心なオーナー向けの熱いコンテンツも用意され、開発者トークショー、デザイナートークショー、車両展示などで楽しんだ。

開発者やデザイナーのトークショーに感心

ジムニー開発者トークショーでは、まず、土木、建設、林業などの現場で活躍するプロの道具として誕生した初代ジムニーのコンセプトが語られた。

悪路走破性を高めるラダーフレームを基本骨格とし、信頼性が高い前後リーフリジットのサスペンションを装備するところまでは難しくなかったが、その後、プロの定義をどうするかが難題になった話などが披露された。


車両展示コーナーにジムニー・ノマドをはじめする標準車も置かれ、乗り込みは自由だった。    山本佳吾

また、ジムニー・デザイナートークショーでは、ジムニーのために用意したキネティックイエローは森の中で目立ち、ジャングルグリーンは自然の中に溶け込む色になっており、カラーチップを森の中に実際に持って行って最終的な色合いを決めた話などが語られ、来場者が感心。

ハンターにインタビューした時に、鹿の目では赤と緑は見えにくいが青は見えやすいと言われたエピソードも、ジムニー・オーナーを楽しませた。

車両展示は、トミカ55周年記念仕様のラッピングカー、ゲームソフト『モンスターハンターワイルズ』とのコラボなどが注目の的。他にもジムニー・シエラのオプション装着車、静岡県警察機動隊レスキュー部隊で活躍している多目的災害対策車のジムニー・シエラなど、見どころが多いラインナップであった。