[3.4 プレミアリーグ第29節 ブライトン 0-1 アーセナル]

 首位・アーセナルは4日、プレミアリーグ第29節のブライトン戦を1-0で制して3連勝を飾った。同時刻開催の他会場では2位のマンチェスター・シティがドロー。アーセナルが1試合消化が多いなかで両チームの勝ち点差は7に広がった。ブライトンのMF三笘薫は先発出場したが、後半キックオフ前に交代。序盤に左足首を痛めたような様子があったため負傷が懸念される。

 最初の決定機はブライトン。開始3分、MFカルロス・バレバがGKダビド・ラヤのパスをゴール正面ペナルティエリア手前でカットし、GKの頭上を越すループシュートを放った。ただボールにスピードはなく、カバーに入ったDFガブリエル・マガリャンイスにヘディングでクリアされた。

 いきなりピンチを迎えたアーセナルだったが、前半9分に先制ゴールを奪った。三笘が中に絞っていたことでフリーの右SBユリエン・ティンバーがボールを持って前進し、前方のMFブカヨ・サカへパス。サカがカットインから左足を振り抜くと、GKバルト・フェルブルッヘンの正面付近に飛んだものの手前のバレバに当たってコースが変わったことでゴールに吸い込まれた。

 追いかけるブライトンは前半11分、三笘がFWジョルジニオ・ルターとのワンツーで一気にペナルティエリア内に侵入。エリア内左から左足でシュートを放ったものの、DFガブリエル・マガリャンイスのスライディングブロックで枠には持っていけなかった。この際に三笘の左足がマガリャンイスの左足と接触し、三笘は左足首を捻るような形となって足を押さえて倒れ込んだ。その後はプレーを続けたものの左足を気にするそぶりをしきりに見せていた。

 前半39分にはブライトンが敵陣右サイドで相手を挟み込んでカウンターを仕掛けたが、アーセナルも球際で激しく戦って決定的なシュートが打たれる前に凌いだ。前半はブライトンが主導権を握る展開となったが、アーセナルのリードで試合を折り返した。

 ブライトンはハーフタイム明けで三笘に代えてMFヤンクバ・ミンテを投入。三笘は左足首の状態が心配される。

 アクシデントに見舞われたブライトンだが、後半もペースを握って同点を狙いにいった。後半13分にはDFオリビエ・ボスカリのクロスをMFディエゴ・ゴメスが頭で落とし、ペナルティエリア手前からルターが右足ボレーシュートを放ったがGKに防がれた。同16分にはミンテが左サイドでDFクリスティアン・モスケラを置き去りにする突破を見せてゴール前まで侵入したが、折り返しは味方に合わなかった。

 対するアーセナルは後半21分、MFデクラン・ライスがバレバが保持するボールを突いてカウンターを発動。FWカイ・ハバーツが中央を持ち運んで左足を振ったものの、戻ってきたバレバにブロックされた。同29分にはDFユリエン・ティンバーがペナルティエリア右から折り返したボールをMFレアンドロ・トロサールが合わせたが、枠の左に大きく外れた。

 その後はアーセナルが強かに戦い抜いてタイムアップ。アーセナルはシュートシーンが限られた一戦となったが、優勝に向けて大きな3ポイントを獲得した。