山崎樹範、『テミスの不確かな法廷』最終回は「ドラマ史に残るラスト」と太鼓判
現在放送中のNHKドラマ10『テミスの不確かな法廷』より、山崎樹範のコメントが公開された。
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本作は、「普通とは何か」「正義とは何か」を問いかけることをテーマとした法廷ヒューマンドラマ。第7話では、異例の「裁判所主導の職権主義」により、再審請求審が新たな展開を迎えた。
山崎が演じるのは、主人公・安堂(松山ケンイチ)と同じ前橋地裁第一支部の検察官・古川真司。事故を起こして亡くなった父の“汚名”を晴らしてくれた検察官に憧れ、その背中を追って検察の道へ進んだ実直な人物だ。安堂の予測不能な言動や、それに便乗する小野崎(鳴海唯)にペースを乱されながらも、頼みごとを断れないお人よしな一面も持ち合わせている。
古川を演じる上で、山崎は「実際に裁判を傍聴した際に見た本物の『検察官』の方々は、いわゆるお堅いイメージの検察官そのものでした。それは刑事犯を起訴できる唯一の立場、『公益の代表者』としての責任の重さからくるものだと強く感じました」と振り返り、「今回、古川を演じる上で『個』ではなく『公』であろうと意識しました」と役作りについて語った。また、再審請求審が動き出した第6話以降の古川について、「『前橋地裁の仲間』として、『検察組織の一員』としての2つの自分に葛藤します。また、正しさとは何か?といった根源的な葛藤もありました」と心情を分析している。
共演者とのエピソードについて聞かれると、「松山さんが中心となってみんなで焼き芋をしたり、各々が合うと思うトッピングを持ち寄ってのじゃがバター大会もありました」と撮影現場の温かな雰囲気を明かし、「そんな中で自然と『正義』とは何か? 『普通』とは何か? 時には『愛』とは何か?をみんなで話し合いました。(その話の中心には常に、検察官風見舞を演じた園田あいかさんがいたのです!)」と充実した時間を過ごしたことを語った。
いよいよ迎える最終回に向けては、「ただひとつ、ドラマ史に残るラストであると断言できます。何故なら私がそれをこの目で見たからです。人間の底力をまざまざと見せつけられたからです」と力強くアピールし、「『テミスの不確かな法廷』最終話、不見当は許されません!」と視聴者へメッセージを送っている。
山崎樹範(古川真司役)コメント●古川を演じる上で意識したこと普段私は役を演じる時に台本に描かれている部分を大事にしつつ、描かれていない部分をどう表現するかを強く意識しています。演じる役の人間味を豊かにしたいと考えているからです。しかし、実際に裁判を傍聴した際に見た本物の「検察官」の方々は、いわゆるお堅いイメージの検察官そのものでした。それは刑事犯を起訴できる唯一の立場、「公益の代表者」としての責任の重さからくるものだと強く感じました。今回、古川を演じる上で「個」ではなく「公」であろうと意識しました。しかしずーっと「個」を演じてきた私が一朝一夕に出来る事ではありません。なので吉川監督に最初にお会いした時に「僕はすぐに芝居をやり過ぎるので、気になる事があったら何でも言って下さい。」とお願いしました。ベテランと呼ばれる年齢なのに恥ずかしい話です。お堅い検察官の古川が段々と安堂や小野崎に巻き込まれてチームの一員になっていく様は各話の監督が、私の中の「公」と「個」をバランス良く導いてくださったからだと感謝しています。その上で6話から再審請求審が動き出すとともに「前橋地裁の仲間」として、「検察組織の一員」としての2つの自分に葛藤します。また、正しさとは何か?といった根源的な葛藤もありました。答えはいつだって1人で出さなければなりません。でもその過程では仲間達の助けを借りる事ができます。まさにその力をくれたのが共演者の仲間達でした。
●共演者との思い出このチームの素晴らしさはお芝居中以外の空き時間にもあります。松山さんが中心となってみんなで焼き芋をしたり、各々が合うと思うトッピングを持ち寄ってのじゃがバター大会もありました。そんな中で自然と「正義」とは何か? 「普通」とは何か?時には「愛」とは何か?をみんなで話し合いました。(その話の中心には常に、検察官風見舞を演じた園田あいかさんがいたのです!)もちろん簡単には答えが出る話ではありません。それでも自分の意見を押し付ける事なく、誰かを否定する事なく、補い助け合いながら答えを模索している。誰もが誰かを理解しようとしている姿は前橋地裁のチームそのものでした。その一員であれた事を誇りに思います。この作品に出会えた事がターニングポイントだったと言えるように今後の役者人生を過ごしたいと思います。
●視聴者のみなさんへいよいよ次回、最終回を迎えます。再審請求がどうなるのか? 安堂の父は何故亡くなったのか? それぞれの想いは? 気になる事が山程あると思います。ただひとつ、ドラマ史に残るラストであると断言できます。何故なら私がそれをこの目で見たからです。人間の底力をまざまざと見せつけられたからです。「テミスの不確かな法廷」最終話、不見当は許されません!(文=リアルサウンド編集部)
