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2月26日、福岡市内にあるマクドナルドが中学校2校の生徒を出入り禁止にしたという情報がSNSで拡散。X(旧Twitter)でトレンド入りするなど大きな話題となった。

拡散されたのは、貼り紙の画像だ。貼り紙には、長期にわたって中学生による店内での迷惑行為があったことが記載されている。さらに、特定の中学校の名称を2校挙げ「生徒のみでの出入りを禁止させて頂きます」と生徒の店舗利用を禁止した。SNSには「賢明な判断」「普通のお客さんが安心して利用できる環境を守るためには仕方ない」など、店舗の対応を支持するコメントが多く寄せられている。

生徒が店舗の利用を禁止された例は、ほかにもある。2023年に、神奈川県相模原市内のマクドナルドが、特定の中学校名を記載した貼り紙を掲出。スタッフが身の危険を感じる行為があったとして、生徒の利用を禁止した。SNSで拡散されたが、2日後には学校名を削除したものに書き換えられた。学校名の記載は店舗の独断であり、本社によって不適切であると判断されたとのことだ。

2025年には、神奈川県藤沢市にあるミニストップが特定の高校名を記載した貼り紙を掲出して話題になった。具体的にどのような行為があったのかについては明らかになっていない。

店舗を出入り禁止となった者が店舗を利用すると、場合によっては逮捕されることがある。実際に、2023年に逮捕された事例がある。静岡県牧之原市内のコンビニエンスストアで客や店員に話しかけるなどの迷惑行為を繰り返し、出入り禁止を言い渡された男性がいた。男性はその後も来店したため、店舗が警察に相談。その結果、男性は建造物侵入の容疑で現行犯逮捕された。

近年、カスタマーハラスメントが社会問題となっている。昨年法改正され、今年10月からは国内すべての企業に対策が義務化される。労働者をカスタマーハラスメントから守るのが目的だ。

これまでは「お客様は神様」と言われてきたが、時代の流れとともに価値観も変化している。自身がカスタマーハラスメントの加害者にならないためにも、今後は時代に合わせた行動が求められる。