作りがいいなぁ。令和に生まれた“本格系”フィルムカメラ「Lomo MC-A」
かなり楽しめそう。
令和の今、新しいフィルムカメラが次々と登場しており、2026年3月1日まで開催のカメラの祭典的イベント「CP+」ではさまざまなモデルが展示されていました。
個人的にその中で気になったのが、「Lomo MC-A 35 mm Film Camera Black」(以下Lomo MC-A)。ボディが金属製でデザインだけでなく質感まで、本格的な感じ。しかもなんと、オートフォーカス(AF)がついています。フィルムカメラとしてはかなり扱いやすい部類ではないかと。
価格は約7万円で、高価格化が進むカメラの中では入手しやすい部類なのも◎。
軽くてAFもあるので扱いやすい
軽く撮らせてもらったのですが、AFがあるのは正直助かるなーと。MF(マニュアルフォーカス、手動でピントを合わせる)にもキリキリ合わせる楽しさがありますが、さっとピントを合わせてパッと撮れるのに慣れ切ってる現代人的にはあるほうが入っていきやすい。
軍艦部(カメラてっぺんの平らなところ)には液晶があり、撮影枚数や撮影モードなどを確認できます。
ファインダーを覗くのが楽しかった。余計な表示が少なく、没入感が高い。
重量は本体のみで332g、CR2充電池を入れて350g弱でしょうか。軽くて扱いやすく、撮っていて楽しいカメラだと思いました。
フィルムを扱うめんどくささ。それもまた楽しい
Lomo MC-Aはフィルムカメラなので、「特有のお作法」があります。たとえば、1枚撮るたびにフィルムをレバーで巻き上げないといけません。
デジカメ世代の自分は「めんどくさすぎ」と思っていたのですが…やってみたら楽しかったですよ。レバーを動かすとカチカチとフィルムを巻き上げる音がするんです。それは無機質なのに、どこか優しい感じがしました。
徹底的にデジタル化され、動作音がないデバイスが今はほとんど。中で何やってるのか、あまりわからないのですよね。フィルムカメラはそこがちがいました。人が作った「メカニズム」が駆動しているのを、確かに感じられる。
フィルムを使いきったあとも、すぐに取り出してはいけません。底面のクランクを回してからじゃないと、せっかくのフィルムが感光してしまいます。このクランクも金属製で、手触り感がしっかりある。質感も楽しめるのは、めんどくさいからこそ大事かもしれません。
中はこんな感じ。
もちろん、フィルムを入れて使います。35mmフィルムに対応していて、各メーカーのものが使えるそうです。
その場で現像はできなかったので、作例は紹介用の冊子にあったものから。フィルムカメラはデジカメやスマホカメラほどお手軽ではありませんが、撮った写真だけでなく、撮る過程にも独特の味わいがありました。人気になる理由、わかっちゃったなぁ。
Source: Lomography

