Photo: SUMA-KIYO

荷物をなくしたとき、最後の切り札になる「AirTag」。筆者も数年前から愛用しており、その便利さには何度も助けられてきました。

そんな定番アイテムに、待望の第2世代モデルが登場。さっそく入手したので、新旧モデルを比べて、その進化の度合いを確かめてみました。

Apple AirTag(第2世代):紛失防止タグ、音で探せる、耐水 防塵 iPhone/iPad「探す」ネットワーク対応、探せる範囲が最大1.5 倍に広がった「正確な場所を見つける」機能搭載
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どっちが新型?外装はほぼ同じ

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こちらが、初代の「AirTag」(以下、AirTag 1)と第2世代の「AirTag」(以下、AirTag 2)です。さて、どちらがAirTag 1で、どちらがAirTag 2か分かりますか? 実は、パッと見ではほとんど見分けがつきません。サイズも形状もまったく同じなんです。

正解は、左がAirTag 2で右がAirTag 1。外見で唯一と言っていい相違点は、フチに彫られた刻印にあります。

じっくり見比べると分かりますが、AirTag 2は大文字が多用されているのに対し、AirTag 1は小文字が中心の表記になっています。これには購入時期によって多少の差があるようで、AirTag 1の最初期ロットには防水性能を示す「IP67」の刻印もありません。

劇的ではないが確実な進化点

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では、一体何が変わったのでしょうか。結論から言ってしまうと、日本国内のユーザーが体感できる進化のポイントは、iPhoneの「探す」アプリから鳴らすことができるアラームの音量が約50%アップしたことだけです。

実際に新旧モデルを並べて聴き比べてみたところ、音量は確かにアップしており、音のピッチも少し高くなっている印象です。僕の体感では、これまでの約1.3倍くらいの距離まで音が届くようになっていました。

ただ、もともとそんなに大きな音ではないので、あまり劇的な変化を期待しすぎると拍子抜けしてしまうかもしれません。それでも、カバンの奥底や分厚い財布の中に紛れ込んだとき、このわずかな音量アップが「見つけやすさ」に直結するのは間違いなさそうです。

日本国内では探索範囲が広がらず

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AirTagには、近くまで寄った際にiPhoneの画面に矢印と距離を表示して、持ち物の場所まで導いてくれる便利な機能があります。当初の発表では、これまでより遠くからでもこの機能が使えるとされており、AirTag 2の大きなセールスポイントとなっていました。

ところが先日、日本国内のユーザーにとっては非常に残念な訂正が入ったのです。日本では規制の関係で探索範囲の拡大機能は利用不可に。結局のところ、AirTag 1と同じ探索範囲のままということになってしまいました。

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とはいえ、この機能制限は日本独自のルールによるものです。海外では本来の広い探索範囲が解禁される地域もあるため、仕事やプライベートで海外へよく行く方なら、恩恵を受ける機会があるかもしれません。

急いで買い替える必要はない

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以上の点から僕なりの結論を出すと、すでにAirTag 1を使っている人が、急いでAirTag 2に買い替える必要性は今のところ感じられません。

もちろん、今後関係各所との調整が進み、ソフトウェアのアップデートなどによって日本国内でも本来の探索性能が解禁される日が来る可能性は十分にあります。

今はまだ「少し音が聞き取りやすくなった初代」という立ち位置に留まっていますが、いつかこの小さなタグが日本国内でも真のポテンシャルを発揮してくれる日を期待して待ちたいと思います。

Source: Apple

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