Image: Mylène Poncet / Gizmodo US

ただいまラスベガスで開催中のCES2026。

今年もギズモードは実際に現地に行って取材をしています。そこで編集部員が見つけたヘンテコおもしろガジェットたちを紹介します。

掃除ロボット、足を獲得

はじめに紹介するのは、Roborockの新型お掃除ロボ。このロボットの興味深いところは、ズバリ「たくましい足がある」ということ。

太めの足を持つSaros Roverは、直線の階段も曲線の階段も、自ら上ってお掃除が可能なロボット。そのたくましい足の脚力には期待したくなりますが、Roborockいわく、足のメインの仕事は登るためではなく、落下防止や掃除用とのこと。

モーションセンサーと3D空間データからの情報をAIを使って処理することで、足がふんばり落下を防ぎつつ、下の段を綺麗にしていくという仕様になっているようです。

なかなか面白いお掃除ロボットとなっていますが、こちらのSaros Roverはまだ開発中。実際に商品化する計画はあるものの、発売時期などはまったく決まっていない状態です。これからの未来は、手や足を持つお掃除ロボットが台頭していくのでしょうか。

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Roborockのお掃除ロボ、足がムッキムキになる

AIバーテンダーがカクテルを作ってくれる

Photo: James Pero / Gizmodo US

続いてのおもしろガジェットはBreakrealの「R1」という製品。同社はこちらを「AIバーテンダー」と呼称しています。

付属のアプリを使えば、気分や好みのアルコールに合わせたカクテルを作らせることが可能で、「普通のオールドファッションドを作って」と命じることもできます。

Breakrealによると、R1が同時に扱える材料は最大8種類。シロップ、アルコール、ソーダ、ジュースなどが含まれるとのこと。

Photo: James Pero / Gizmodo US

CESのデモでは、Breakrealの担当者がアプリを使ってドリンクを作成してくれました。デモを見る限り、少し遅めに感じたものの、Breakrealいわく所要時間は20〜40秒とのこと。実際にできたドリンクを飲むことはできませんでしたが、確かにマシンがカクテルを作ってくれました。

なお、この体験、まったく安くはありません。R1の価格は、早期割引で1,099ドル(約17万2000円)、通常価格で1,299ドル(約20万3000円)。普通のバーでAIがカクテルを作るのが当たり前になる時代はまだ先になるかもしれませんね。

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ヘンテコAIガジェット。あなたの気分に合わせたオリジナルカクテルを作るAIバーテンダー

AIを相棒にするガジェット

Image: Kyle Barr / Gizmodo US

最後のアイテムは、Razerの「Project AVA」。画面の中のAIに「姿」や「居場所」を与えたい、そんな人にはピッタリのAIガジェットです。

ハードウェアとしてのProject AVAは、5.5インチの3Dホログラフィックディスプレイ。その上に「スタイライズド3Dアバター」がレンダリングされ、リアルタイムで動き、しゃべるようになっています。AIには、AVA、KIRA、ZANE、といった名前が与えられており、その性格は学習に応じて変化していきます。

アバターは好みで切り替えられ、その性質は「用途」に応じて切り替えられるとのこと。用途は「日常」「仕事」「ゲーム」の3つが用意されています。

Image: Kyle Barr / Gizmodo US

また、搭載されたデュアル・ファーフィールドアレイマイクと環境光センサー付きHDカメラは、部屋のどこからでも声を拾い、周囲の光環境も把握。ハードウェア面からも「机上に置けるパートナー」を志向しているのが見てとれます。

ロマンのつまったコンセプトですが、CESの会場で実際に体験するとしっかり「現実」を感じさせられる部分もあったみたい。デモに参加した米Gizmodoはその記事のなかで「会話は不安定だった」と不満を漏らしていました。

とはいえProject AVAは、どこか圧がある「生成AIが実世界にやってくる系プロジェクト」の中では特に楽しいものになっているといえそう。こちらの製品は2026年後半、米国でのリリースが予定されています。

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画面の中から、デスクの上へ。AIを“相棒”にするガジェット「Project Ava」