【独占】「松本潤さんにハマって…」「卵サンドが大好き」『王女ピョンガン』人気韓国俳優イ・ジフン来日密着

【写真】顔小さっ…スタイル抜群すぎる人気俳優イ・ジフン
韓国ドラマ『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』でヒロインを一途に続ける武将コ・ゴンを演じた人気韓国俳優イ・ジフンさんが、駐日韓国文化院が主催する恒例の韓国映画祭「コリアン・シネマ・ウィーク」での『ノイズ・マンション』日本初公開タイミングで来日! さまざまな作品で主演を務める彼に、作品選びや演じる上で大切にしていること、また、料理好きという彼の気になるプライベートについても教えてもらいました。
■最新映画『ノイズ・マンション』は10年越しの“約束”がつないだ運命の作品
――映画『アンダー・ユア・ベッド』の日本公開を記念しての来日以来ですね。
イ・ジフンさん「また登場できてうれしいです。前回、今度お会いするときは料理を披露できればと言っていたので密かに家で練習をしていたんですよ。ただちょっと忙しくて料理の撮影を今回はできず…残念です。次回は必ず、料理の腕前をお見せできればと思っています。ちなみに魯肉飯(ルーローハン)は練習済みなので、ぜひ披露したいです」

――ぜひ見たいです! 今回はサスペンス・コメディー作品である『ノイズ・マンション』公開タイミングでの来日です。本当に出演作が途切れないですね。
「ありがたいことに色んな作品に出演させていただいていて。プレッシャーなどは感じず、演技をすること自体を楽しみながら出演させてもらっています。
よく『作品選びはどうしているのですか?』と尋ねられるのですが、基本、台本をいただいたときにサラッとつまづかずに読めるかどうかを基準で選んでいます。それは、自分が分からなければ視聴者にも伝わらないだろうと考えていて。いつでも自分は最初の視聴者でありたいと思いながら選んでいます。
ただ前作の『アンダー・ユア・ベッド』は読みながら『ここはどういう意味なんだろう?』と思って止まったこともあります。むしろ自分にとって勉強になりました」

――『ノイズ・マンション』に関しても“読みやすい台本”という基準を変えなかったのですか?
「もちろん変えていないのですが、実は今回はまたちょっと違う偶然があったんです。
実は10年程前に撮影したけれど途中で中止になってしまった映画があり、そのときの助監督が今回の監督のイ・ルダさんなんです。当時、同い年ということもあって意気投合して『いずれ監督と俳優として成功し、一緒に作品を作れたらいいね』と約束をしていました。
そこから10年経ってしまったのですが、ある日、僕が知らない制作会社から連絡がありました。監督が僕と映画を撮りたいからシナリオを読んで欲しいと。すぐさま読んだらすごく面白い作品で、監督に会いに行ったらそこに監督になったイ・ルダさんがいたんです。監督から『私たち、以前会いましたよね。イ・ルダです』と言われて、記憶がバーッと一瞬で戻ってきました。『久しぶりー!』となり、契約書も書かずに『出演したいです!』と伝えました。本当に、奇跡のような再会でしたね」

――それは運命ですね…! 撮影に参加していかがでしたか?
「今作が監督としてのデビュー作だったのですが、素晴らしかったです。最初は友達という関係でしたが、現場に入ったらすぐに監督と俳優という関係になり、自分がこの作品で役に立っているのかどうか、すごく心配になりました。それは皆さんに見ていただいて判断していただきたいのですが、僕自身、完成した作品を見たら期待以上によかったので、自分の中ではホッとしています」
――今回はコメディー色のあるサスペンスでしたが、演技をする上で気をつけている点を教えてください。
「写真撮影だと髪がどうなっているか、手の位置はここがいいのか…なんて考えるのですが、お芝居をするときは、自分がどのように映っているかは全く気にせず、いただいた役としてカメラの前に立つことだけを考えています。なので演技をしているというよりその役になりきった上で生活しようとしているというか…。そこには、イ・ジフンはいないですね」

――イ・ジフンさんが切ない演技を見せた『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』のような時代劇だとまた難しいですよね。
「そうですね。でも時代劇だからというより、あの作品は片思いをどう表現するかということが難しかったです。子どもの頃、片思いした純粋な愛を思い出して表現することだけに集中していた記憶があります」

■「ラブストーリーは何度やっても難しい」
――ラブストーリーやホラーなどさまざまなジャンルに出演されていますが、得意なジャンルはありますか?
「得意なのはホラーで、何度やっても難しいと感じるのはラブストーリーです…。男女の愛情を演技で表現するのはとても難しくって…。恋愛は身近なものだとは思うのですが、演技となるといつもとはやはり違うんですよ。どう見せるか、どう映ったら気持ちが伝わるかが大事で。
あと視聴者も繊細で、私が相手を好きになったと伝われば自分の経験と重なって思い入れを持って見てくださるのですが、伝わらないと心が通じないんですよ。常に視聴者が納得できる、気持ちが伝わる演技をするにはどうしたらいいのかと探っています」


――俳優として大切にしていることを教えてください。
「撮影が始まる前から台本をしっかり読み、何が面白いかを探って、その面白いと感じたものを意識して表現することだと思います。
また、自分が面白いと感じることは視聴者も同じだと信じ込むことも大事だと思います。僕は俳優としてはまだ幼く、やりたいことがまだまだあるので、この気持ちを忘れず、色んな作品に出ていきたいです」

――難しいと思うのですが、数ある出演作の中から、日本の視聴者に見て欲しい作品BEST3を決めるとしたらどの作品でしょうか?
「日本では時代劇が流行っていると聞きますが、先ほど少し話に出た『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』、あと『新米史官ク・ヘリョン』です。そして時代劇ではないですが『青い海の伝説』。どれも愛に苦しんでいるキャラクターを演じています。ぜひこれらの作品を見て、儚い愛を感じていただきたいですね」
――次回作はどのような作品になりそうでしょうか。
「2025年10月末から、賭博師の母と刑事の息子の物語『I'm Your Man(原題:아임유어맨)』という映画の撮影に入ります。ストーリーが面白いのはもちろんですが、キャラクターたちのやることがすごく笑えるんです。真剣な話だけど見る人はクスッと笑える物語で、2026年公開を予定しています。日本でも公開されるかもしれないので、そのときは楽しみにしてください」

■モーニングルーティーンは愛犬エギーとともに
――プライベートのことも教えていただきたいのですが、モーニングルーティーンはありますか?
「エギーという名前のワンちゃんを飼っているのですが、朝起きたらすぐにエギーのトイレ掃除をしています(笑)。そして水を飲んでエギーと一緒に散歩に出かけます。エギーはものすごく元気がいいんですよ。カーペットを買ってくると1か月持たないのが悩みですが、そんなエギーのお世話から毎日が始まっています」

――家にいるときはエギーと一緒のことが多いですか?
「そうですね。撮影で遅くなると怒るので、撮影があった日の翌日は必ず散歩に行ったりして遊ぶことを意識しています。ただ仕事で海外に行ったときは本当に大変で…。
帰国してすぐに顔を見に行くのですがもうストレスでいっぱいの顔をしていて。そういう日の次の日はドッグランとかワンちゃんのための場所に連れて行って思いっ切り一緒に遊ぶようにしています。そうするとハッピーな顔に戻るんですよ。かわいいです(笑)」


■健康と美を支える“食のこだわり”
――前回の取材で料理が得意ということで本格的な料理の写真をたくさん披露してくださいましたね。朝ごはんは作りますか?
「昔は作って食べていたのですが、今は朝ごはんは食べずに朝と昼を一緒にしてブランチを食べるようにしています。そして最近は体と美容のために、ブランチはビーガンメニューにしようかと考え中です。やはり野菜を摂るようにしたいと思っているので、3食の中で1食は必ず野菜がメインな食事を心がけています」
――やはり気をつかっていらっしゃるのですね。
「気を付けているのは食べる時間ですね。晩ご飯は遅くならないように、18時から19時の間に食べることを意識しています。この時間だと寝るタイミングまでに消化されてお腹いっぱいなんてことはないし、体もスッキリするので。撮影があるときはなかなか守れないですが、そういうときは時間を見つけてサラダチキンや野菜を食べて、なるべく規則正しくあろうとしています」
■原宿へ大好きな「牛カツ」を食べに。気づかれたら自分から「一緒に写真を撮りませんか?」
――韓国旅行に行く方に向けて、個人的にオススメの料理を教えてください。
「やっぱりサムギョプサルです。三成洞 (サムソンドン)にある『キルモク(길목)』というお店はすごく美味しいです。お肉と色んな種類の野菜を一緒に焼くスタイルなのですが、お肉が牛肉よりも柔らかく、野菜たっぷり摂れるのでヘルシーなんですよ。俳優仲間ともよく行くんですよ」

――日本に来たときは何を食べていますか?
「牛カツです。原宿の『もと村』が大好きなんです。人気店なので行列ができていることも多いようなのですが、僕が行くときはいつも運がいいのか、わりとスッと入れます。お肉が美味しいんですよ!」
――ジフンさんが原宿にいたらいろいろな方が寄ってきて大変なのでは…? スタイルも抜群ですから目立ちますよね。
「原宿には韓国から旅行に来ている方がたくさんいるんです。食べるときにこっそり写真を撮られることもあるのですが、そういうときはこちらから『一緒に写真を撮りませんか?』と声をかけたりしています。なので大変なことになったことはないですよ」
――本当に優しい方なんですね…! ほかにお好きな日本の食べ物はありますか。
「コンビニも必ず行きます。中でも卵サンドが大好きなんです。日本の卵サンドのように甘くてマヨネーズたっぷりのものは韓国にはなくて、とっても気に入っています」
雑誌『レタスクラブ』を見ていただいて、気になる料理を教えてください。

(じっくり読むジフンさん)「……『牛ごぼうのしぐれ煮』美味しそうですね! ごぼうやれんこんといった根菜類が好きなんですよ。シャキシャキとした食感がたまらないというか。あと茄子の料理も魅力的ですし…。『長いもと帆立の煮つけ』もいいですね。お腹が空いてきます。どの料理もレシピがそこまで難しそうではないのにおいしそうで素晴らしいです。雑誌を持って帰って、ここに掲載されているレシピを練習しますね。そして次は料理を作っている姿をお見せしたいです!」
■韓国映画『ノイズ・マンション』ストーリー
無職のコウル(キョン・スジン)は、弟で弁護士、シングルファザーのドゥオン(イ・ジフン)の家に居候している。コウルは弟の子どもを従えて家の敷地内を勝手にパトロールし、通報するなど正義感&おせっかいを発揮。弟・ドゥオンは子どもへの影響を鑑み、おせっかいはやめるよう促すが、言うことを聞かないため、家から姉を追い出す。
お金のないコウルは安アパート「ペクスマンション」に入居することに。だが、そこは深夜になると大きな音が鳴り響く異常なマンションだった。マンション内の住人が謎の騒音に悩まされ続け不眠に陥っていると知ったおせっかいなコウルは、音の犯人を突き止めるために動きだすが、意外な展開に…!

イ・ジフン(lee jihoon)プロフィール
1988年生まれ。2013年にKBSのドラマ『学校2013』でデビュー。その後、映画、ドラマなど数多くの作品に出演、主演を務める実力派俳優。
主な出演作は、映画『ノイズ・マンション(2025年)』『アンダー・ユア・ベッド(2023年)』『壁越しの彼女(2023年)』、ドラマ『予期せぬ相続者(2024年)』『王女ピョンガン 月が浮かぶ川(2021年)』『99憶の女(2019年)』『六龍が飛ぶ(2015年)』など。
■イ・ジフンさんが食べたい!と指名した料理はこちら
■牛ごぼうのしぐれ煮

■材料(2〜3人分)
牛切り落とし肉…200g
ごぼう…200g
しょうが…20g
煮汁
・酒…1/2カップ
・しょうゆ…80ml
・みりん…1/4カップ
・砂糖…大さじ2
・水…1カップ
■作り方
1_ごぼうはたわしでよく洗って一口大の細長い乱切りにする。水から約8分、やわらかくなるまで下ゆでし、水けをきる。
2_しょうがはせん切りにし、さっと洗って水けをきる。
3_鍋に煮汁の材料を入れ、中火にかける。煮立ったら牛肉を3〜4回に分けて、しゃぶしゃぶの要領でさっと火を通していったん取り出す。
4_煮汁を煮立て、アクをしっかり除く。1、2を加え、弱火で約15分煮る。
5_牛肉を戻し入れてさっと煮て、火を止める。そのまましばらくおいて味をなじませる。
■長いもと帆立の煮つけ

■材料(2〜3人分)
ボイルベビー帆立…8個(約80g)
長いも…200g
さやいんげん…4本
煮汁
・だし汁…1と1/2カップ
・うす口しょうゆ、みりん…各大さじ1と1/2
・砂糖…小さじ2
・七味唐辛子
■作り方
1_長いもは太ければ縦半分に切る。いんげんは長さを半分に切る。
2_鍋に煮汁の材料を入れ、中火にかける。帆立と、長いもを加え、煮立ったら弱火にしてアルミホイルをかぶせて約10分煮る。
【POINT】長いもはまずは大きいまま煮て味をしみこませる。
3_いんげんを加え、さらに約5分煮て火を止め、そのままさます。
4_再び中火にかけて温める。長いもを取り出して一口大に切り、器に盛る。帆立といんげんを添えて煮汁をかけ、長いもに七味少々をふる。
(レシピ作成・調理=笠原将弘 撮影=広瀬貴子)
■日本のドラマ『ごくせん』で松本潤さんに…
このインタビューの翌日、駐日韓国文化院主催の韓国映画祭「コリアン・シネマ・ウィーク2025」に登壇し、トークショーとサプライズお見送り会を実施したイ・ジフンさん。神ファンサ連発で、来場した方からは感動の声があがっていました。
「日本のドラマで大好きなのは『ごくせん』。嵐の松本潤さんにハマり涙を流しながら何度も見返しました」「日本の作品に出たくて出たくてたまりません」とトークショーで語っていたイ・ジフンさん。もしかしたら日本の作品に出演する日も近いかも…⁉ 最後まで「料理を披露したかったです」と言ってくださっていたので、次回は料理も披露してくださる可能性も…! またの来日をお待ちしています!
【取材・文=玉置晴子 イ・ジフンさん撮影=村上未知 ヘア&メイク=久慈真史 通訳=鄭 大煕】

