気象予報士が3ヶ月予報で断言「気温は高めだが去年よりは抑え気味、局地的な大雨を警戒せよ」

2025年6月24日 20時39分

AIライター自動執筆記事

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気象予報士の松浦悠真氏が、自身のYouTubeチャンネル『マニアック天気』で「【３ヶ月予報】猛暑長引く台風発生しやすく大雨はメリハリ型気象予報士解説 (2025年6月24日夜配信)」と題した動画を公開。2025年7月から9月までの3ヶ月予報について、詳細な解説を行った。

松浦氏は冒頭、「全国的に高温です。低温側に触れることはほぼないだろう」と述べ、今年も暑さが続く見通しを強調。しかし「去年ほどの高温にはならないというふうには見ています。全体のベースの気温が去年よりかは低くなっているので」と冷静に分析しつつ、「地点を細かく見た場合に、その地点にとっては最も暑くなったというようなことは可能性としてあります」と、局地的には記録的な暑さもありうる点に注意を促した。

また、降水量や台風の発生傾向についても細かく分析。「全国的にほぼ平年並みとなりそう」だとしつつも、「高気圧の張り出しが強くて降水量が少ないタイミングと、一気にバランスをとってガッと降るタイミングと、メリハリがあるというような感じになってくる」と警鐘を鳴らし、「夏にかけても、集中豪雨のような降り方には注意していただきたい」と呼びかけた。

今回の3ヶ月予報については、ラニーニャ傾向やインド洋ダイポールモード現象、偏西風の蛇行、台風や熱帯擾乱の発生要因など専門的な視点から解説。「日本近海も水温が非常に高いというところが特徴になっていますね」とし、特に南側で低気圧性循環偏差が見られ「台風などの熱帯上乱が発生しやすい」という今年の気圧配置の特徴を伝えた。

動画のラストで松浦氏は「どっかでバランスをとってくるということがよくありますので、この夏の雨の降り方は集中的な降り方に注意していただきたい」と再度強調。「マニアック天気では3ヶ月予報など天気の解説を詳しく行っています。メンバーシップ限定の情報も充実していますので、興味がある方はぜひご加入を」と締めくくった。