隣の車に「ゴツン」! まさかの「ドアパンチ」!? 「受けた場合」「やっちゃた場合」どうすればイイ?
「ドアパンチ」に遭遇したらどうする!?
駐車場に停めて戻ったらドアに見覚えのない傷や凹みが…。 いわゆる「ドアパンチ」は、駐車中に隣のクルマのドアが自車にぶつかって損傷が生じるトラブルです。
狭い駐車場や風の強い日などに起こりやすく、誰もが被害者・加害者になり得る身近な問題といえます。どのように対処すればよいのでしょうか。

もし自分が誤って隣のクルマにドアパンチしてしまった場合、どうすべきでしょうか。
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たとえ傷が小さく見えても、修理に数万円以上かかる場合もあります。
道路交通法で定められた報告義務があり、物損事故として処理してもらう必要があります。連絡を怠ると義務違反に問われる可能性もあります。
警察への連絡と同時に、相手の氏名・連絡先・相手車両のナンバーを確認し記録します。損傷箇所の写真撮影も有効です。
そして自身が加入する自動車保険会社にも速やかに事故報告をしてください。
後々のトラブルを避けるため、当事者同士での示談交渉は避け、保険会社に任せるのが賢明です。
加害者となった場合は、相手のクルマの修理代は自身の自動車保険の「対物賠償責任保険」で補償されます。
ただし保険を使うと翌年度のノンフリート等級が3等級ダウンし、事故有係数が適用され、保険料が割高になります。
次に、自分のクルマがドアパンチの被害に遭った場合の対処法です。
加害者がその場にいれば話し合い、警察に連絡します。
問題は加害者が不明な「当て逃げ」の場合です。
この場合でも、必ず警察に連絡し、被害届(事故届)を提出しましょう。
「交通事故証明書」が発行されれば、後日加害者が判明した場合に役立ちます。
警察への連絡と並行し、自身の自動車保険会社にも事故報告をします。
加害者が特定できれば相手側に修理費用を請求します。特定できない場合でも、自身の「車両保険」に加入していれば、修理費用が補償される可能性があります。
車両保険には補償範囲の広い「一般型」と限定的な「エコノミー型」があります。
ドアパンチ(当て逃げ含む)は一般型なら多くの場合補償対象ですが、エコノミー型は保険会社により対応が異なるため確認する必要があります。
車両保険を使って修理する場合にも注意が必要
車両保険を使って修理を行う場合も注意が必要です。
契約時に「免責金額」(自己負担額)を設定した場合、その金額分は自己負担となります。

また保険を使うと等級が下がり事故有係数が適用され、その後の保険料が割高になります。
修理費が高額でなければ、保険を使わずに自己負担で修理した方が、結果的に総支出を抑えられる場合もあります。
保険を使うかどうかは、保険会社に相談して保険金の額と保険料の増額分を比較検討して決めましょう。
なお事故報告だけでは等級は下がりません。
ドアパンチによる損傷の修理ですが、「へこみ」の場合は板金塗装や「ペイントレス デント リペア(PDR)」など専門業者への依頼が必要です。「こすりキズ」は放置するとサビの原因になります。
浅ければDIYも可能ですが、深い傷や自信がない場合は専門業者に任せるのが安心でしょう。
一方で、ドアパンチを未然に防ぐ工夫も大切です。
駐車場では、左右にクルマがいないスペースを選んだり、壁際に寄せるなど、駐車位置も配慮すると良いでしょう。
風向きを考慮したり、ドアが長い(大きい)クルマの隣りを避けることも有効です。
なお、被害防止にはクッション材の「ドアディフェンダー」、加害防止にはドアの縁につける「ドアエッジプロテクター」などのグッズ活用もあり、効果的です。これらはカー用品店などで購入できます。
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