サイズや種類も豊富な「ユニクロ」のアイテム。シンプルでベーシックだからこそ、着こなしに悩むことも。「ユニクロが似合わないと感じたら、サイズとバランスを見直してみて」と話すのは、人気スタイリストの福田麻琴さん(46歳)。さらに、シンプルなアイテムを着こなすための、「白」アイテムの取り入れ方も2つ、教えていただきました。

シンプルな服はサイズ選びにこだわりたい

「なんの装飾もない白いTシャツが家着にしか見えない」とか、「シャツがどうしても懐かしい雰囲気になっちゃう」なんて声をよく聞きます。アイテム的には普遍的なものだし、こういうものを長く、自分らしくすてきに着続けたいと願うばかりですが、やっぱり難しいのにはわけがあるんですよね。考えに考えて、ひとつの答えにたどり着きました。

【写真】レフ板効果のある白インナー

それって「サイズ」のせいなのではないでしょうか? シンプルなアイテムをジャストサイズで選ぶと、この悩みが発生することに気がつきました。

ユニクロが似合わない=すてきなサイズが見つけられない。

うん、きっとそう。ユニクロの服はシンプルベーシックだし、サイズも豊富。選択肢ってあるととてもうれしいけれど、ときに悩みの種になったりもするんですよね。

大事なのはコーディネートの「バランス」

コーディネートは、バランスでできているのです。コンパクトなトップスならボリュームのあるボトムス(ピタ×ふわ)、逆にオーバーサイズのトップスならすっきりしたラインのボトムス(ふわ×ピタ)が黄金バランス。

私はよくメンズのトップスを選びます。メンズのSやMは程よくゆったりとしていてリラックス感があるし、服の中で体が泳ぐ感じがなんとも雰囲気があって好きなので、困ったら大きいサイズを選ぶことにしています。

黄金バランスとしてはここにスキニーパンツやIラインのスカートですが、あまりもっていないので、今いちばん気分のワイドパンツを合わせています。

ちょっとキケンな、ふわ×ふわ。太って見えるのだけは避けたいところ。だからこのバランスのコーディネートをするとき、必ずトップスをウエストにINしています。さらにベルトをすれば、ウエストがマークされてより脚長効果もあり。

40代50代の私たちこそ、シンプルなアイテムと仲よくしなきゃ。

ここでは、簡単におしゃれに見える、白アイテムを使うアイデアを2つ紹介します。

1:襟元に「白」を挟んでスタイリングに奥行きを出す

ダークカラーのシンプルな服はともすれば地味見えしてしまいがち。そこで私がよくするのが、クルーネックのセーターやトレーナーに白インナーを着込んで襟元から白をチラリとのぞかせるワザ。

このキラッと輝く「一筋の白」で印象が激変。一気にこなれ感が上がり、ただの一枚ではなくなるから不思議です。

顔映りが気になってくる年代の私たちには、この白のレフ板効果は絶大。着込むのは、タートルネックだったり、シャツやブラウスの襟だったり、その日のコーディネートや気分によってさまざまな「白」を挟んでいます。

2:オールシーズン履ける白スニーカーでコーディネートに抜け感を

ワントーンコーデを極めていきたいと思っている私にとって、白スニーカーは必要不可欠。単調なワントーンの効かせ色として、主役となるカラーのジャマをせず、抜け感の主張はできる優秀なアイテムなのです。

ネイビー、グレーなどのダークカラーのワントーンコーデはもとより、ホワイトやベージュにも合い、素材を選べばシーズンレスで使えます。

もちろん、白スニーカーはワントーンコーデ以外でも着こなしを引き立てる万能なシューズなので、一足持っておけば大活躍してくれるはず。