“平凡なのに、なぜか女性にモテる人”の共通点。覚えておきたい「セクハラにならない振る舞い」

こんにちは。結婚相談所「マリーミー」で代表を務める植草美幸です。設立14年、累計約1000組のカップルを成婚に導いてきました。
2022年に放映された、『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)での特集をご覧になられた方もいらっしゃるでしょうか。番組の内容は、婚活苦戦中のとある女性会員の方を中心に密着したもので、大変な反響をいただきました。
しかし、婚活に迷うことに、男女の別はもちろんありません。本連載では男性向けの恋愛や婚活のノウハウを、婚活最前線の現場からご紹介いたします。
もしあなたがモテたいと思うなら、結婚したいのならば。実績に裏打ちされた自信がありますから、覚悟してついてきてくださいね。
◆「なぜか女性にモテる人」には理由がある
今回は、恋愛シーン・婚活シーンのどちらにも共通する「行動におけるチェックポイント」についてお届けします。ぜひこの機会に、「恋愛・結婚論」をアップデートしてみてください。
結婚相談所の平均的な成婚率がどのくらいかご存知ですか? 相談所によって計算方法もまちまちなので一概には言えませんが、おおむねわずか15%ほどと言われています。そんななかで「マリーミー」は、全体で60%、私が直々に担当する「植草美幸コース」では80%もの成婚率を上げています。私一人で年間約100組のカップルの門出を祝しているのですから、ものは試しに実践してみてほしいのです。
さて本題です。「なぜか女性にモテる人」っていますよね。男性同士からすると大したことのない平凡な男としか思えないのに、なぜかいつも女性に人気がある人です。その才能を妬ましく思っているのであれば、大いなる勘違い! 彼らは理由もなくモテているのではなく、「ラブロマンスパワー」があるからモテるのです。
◆「女性が自立している時代」だけれども…
この「ラブロマンスパワー」というのは、見た目・年齢・収入によって生まれるものではありません。あくまで相手の女性とのコミュニケーション間で表れるものなんです。だから、男性からすると「どうしてアイツが」と感じてしまうのでしょう。
ではその「ラブロマンスパワー」とは、具体的にどんなものか想像がつきますか? 非常にざっくりと表現してしまえば、「紳士たれ」ということ。なんだかんだ日本男性はシャイなままですから、そうした男性はいまだに貴重なんです。
もちろん女性が自立し、フェアな関係こそ大切にされる時代でもあります。しかし、「平等と公平」が異なるように、身体性が大きく異なる以上、女性に配慮すべき点はたくさんあるのです。もっといえば、恋愛は仕事や義務ではなく、個人個人の関係性。「特別」で「大切」に「甘やかしてくれる」と感じさせてくれる人にこそ、同様に「特別」な「大切」さを見出すのも自然なことです。
◆「セクハラにならない振る舞い」のコツ
しかし、いざ実践しようにも、一体なにをすればいいのか見当がつかない、なんて声が聞こえてきそうですね。そこで、どんな人に行ってもセクハラにならない、初歩レベルの紳士な振る舞いのコツと例文をお教えします。
◎身長や筋肉量が違うから……
•歩くペースを女性にあわせる→「もし早く歩きすぎてしまってたらごめんね。すぐに教えてね」
•電車などで優先的に席を譲る→「足疲れるでしょ、座ってて」
•疲れがたまっていないか随時確認をする→「疲れてない? そろそろ喫茶店でも入ろうか」
◎服装が違うから……
•寒かったり暑かったりしないか確認する→「寒くない? 僕のマフラー使う?」「その席日差しは平気? 代わろうか?」•事前に行き先を予告する→「お散歩一緒にしたいから、歩きやすい靴できてね」「ちょっといいレストランに行くから、お洒落してきてね」