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\いつ働いてるんだ君ら!/\いつ働いてるんだ君ら!/

激務に喘ぐ平日の夜。全世界のお客様を相手に「常にどこかが昼である地球」で商売をしている以上、もはや業務時間などあってなきがごとくであり、我々には休息というものはありません。あるのは「激務」と「非番」の二択のみ。束の間働いていないときも、自分の代わりに誰かが見張りをしているだけで、本当の危機が訪れたならば結局働くことになるのです。気の休まるときは死ぬときと見つけたり。昨日の終業時間は午後23時06分でした。本当にありがとうございます!

そのように日本全体が低賃金長時間労働で心の余裕すらもなくなるほどに神経をすり減らしているなかでは、労働者が互いに足を引っ張り合うようになるのは悲しいけれど避けられないのでしょう。14日のプロ野球では、滅法弱いと評判の埼玉西武ライオンズの試合において、何と自軍応援団から所属選手に向かって「働け!働け!」というコールが名指しで行なわれたのです。「平日のナイターをフルで見に行けるようないつ働いてるんだかよくわからない人たちから!?」「今まさに球場で業務にあたっている選手に向かって!?」「働け!とかいう巨大ブーメランを放り投げたんですか!?」と僕もビックリ。僕が当該選手なら「働いてればいいってもんじゃないんだぞ!」とスタンドに野次り返すところですが、そこはプロ野球選手、うつむいてやり過ごすばかりだったとか。球団もこういう輩には「俺たちが言う前に客ごときが言ってんじゃねぇよ!」「それは雇用主だけの権利だ!」「キミたちも働いて高い席で見よう!」くらい言ってやったらいいと思いますね!

↓働いているかいないかで言えば確実に働いているので、その野次は芯を食ってないですね!

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どうも埼玉界隈では当該選手の評判がやたらと悪い模様です。さまざまなSNS上の声を総合すると、「複数年契約を結び、推定1億2000万円以上とされる高給をいただきながら、その待遇に見合った活躍をしていない」という不満があり、チーム低迷の責任を当該選手に押しつけている模様(※「顔がいいから妬んでいる説」「女性ファンに人気があるから妬んでいる説」「たくさんの素晴らしい出会いがあるみたいで妬んでいる説」は主流ではありませんでした)。最近では当該選手が代打に起用されただけで、「代打●●」が批判的な意味でトレンド入りし、当該選手はもちろん起用した首脳陣までも猛批判の対象となっているのだとか。

通算3000打席超の経験があり、そのなかで3割7厘という3割を超える数字(※出塁率)を残し、主要な打撃タイトルのひとつを通算2度獲得するなどした名選手に向かってその言い草はまったくもって承服しかねるものです。「レギュラーで使え」ならまだ理解できますが、実績と経験ある名選手を代打に送って何が悪いのか。調子の良し悪しはあるにせよ、地力は十二分に一線級なのです。ほかにもっといい代打がいるとでも言うのでしょうか(※アレは含めずに)。選手本人にも、起用した首脳陣にも、そこで使われなかったほかの選手にも、応援しているファンにも、契約している球団にも、これまで打たれてきた相手投手にも、まったく理解しかねる的外れな言い草でしょう。

まぁ、ある意味で可哀想だなと思います。そうでも言わないとやってられないような日々を送っているのでしょう。僕にも覚えがあります。生活と心が荒むと、とにかく何もかもがイライラするようになって、テレビに向かって「死ね!」とか叫ぶようになりますからね。お金と余裕と元気のある人なら、そもそも野球見ながら野次を飛ばしたりなんかしないのです。もっと楽しくて、もっとやり甲斐のあることが、世のなかにはたくさんあるのですから。

もしかしたら普段は自分自身が己の無能を恥じていたりするタイプなのかもしれないなと思います。他人への言葉は案外自分への言葉だったりするもの。容姿にコンプレックスがある人がやたら他人の容姿に攻撃的だったりするように、自分自身が職場でドヤされていたりすると、ああいう野次になったりするのかなと。いずれにせよ、言いやすい相手に自分のストレスをぶつけるくらいしか、心を癒す術がないのだろうと想像します。もうちょっとお金があればコンカフェにでも行って「すごーい」「へー、すごーい」「わー、すごいねー、すごーい」とか気持ちよくおしゃべりしてもらえるのでしょうが、2000円程度では「わー、すごー」くらいで終わってしまって厳しいですよね。(※行ったことないのでよく知らんけど)

まぁ、この感じでは今季終了後の契約更改では、当該選手も去就を真剣に考えざるを得ないでしょう。生涯西武を誓って残留したとしても、野次られながら働くのでは割に合いません。我々は「FA権を獲った選手が迷わず出て行く不人気球団」というご身分なのですから、残ってくれただけでも本来なら大感謝しなければいけないところ。「1億2000万円のうち1億円は残留代」だと考えるべきなのです。残留という行動そのものが、将来に向けて「骨を埋めてもいい球団なんだな」という評判を築く価値あるものなのですから。その功績も、支払った残留代も「生涯西武のつもりだったけど、感じ悪いから止めるわ」という行動で水泡に帰すかもしれませんね。選手に「生涯」を求めるというのは、どんな成績で何があっても最後まで選手を信じ、本人の決断を待つってことなんですけどね!ビジネスライクに「損得」で態度を変えるってんなら、出て行った選手へのブーイングとかもダサくて恥ずかしいんで止めて欲しいものですよね!いても損だから出てったんですよ、わかるでしょ!

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金出さないヤツに限ってクチは出すんですよね!

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「金はお前が出せ、クチは俺が出す」なんて旨い話、あるわけないのです!

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僕が思うに、応援する球団が勝てなくてイライラするとか、活躍しない選手にイライラするとか、そういう人は対戦ゲーム鑑賞を趣味にするのには向いていません。勝った負けたという、料理で言えば醤油ドバドバソースドバドバみたいな濃いぃ味付けの部分しか味わえない人なのでしょう。「希望が見える試合ならいいんだが」とか言い出してわかってる風の顔をする人も、要するに近いうちに勝ちそうなものを見せろと言っているだけなのですからほとんど同じです。結局は「勝つところだけが見たい」のと変わりません。

まったく希望が見えず、圧倒的に戦力が乏しく、毎日メッタメタにやられて、選手がひなたぼっこしているなかでも、「これはこれでカワイイ!」と思えるくらいの楽しみ上手でないと、対戦ゲーム鑑賞には向いていないのです。基本的に弱いほうが負けつづける不愉快システムなんですから。向いていない人は映画でも見たほうがいいと思います。名探偵コナンとか見れば、最後は必ずコナンが勝って痛快ですよ。コナンに感情移入して、コナンを応援したほうが絶対に楽しい。コナンは一瞬も無能だったりしませんし、事件をボーッと見逃すこともありませんし、証拠品をうっかり落としたりもしませんし、蘭以外の女性を愛したりもしません。客席で「せやかて!せやかて!工藤!」とか野次るバカもいませんしね。

まぁ、対戦ゲーム鑑賞にも「修業」というものが必要なのに、それを意識して実践する機会がないのが不幸の始まりだなと思います。最初は、お金があって強いところの応援から入るべきなんです。たくさん勝って、マヌケがいなくて、レベルの高いプレーを見ることから始めないと、そのゲームの何が楽しいんだかわからないでしょう。強いチームを知らないで、弱いチームがどれくらい弱くて、頑張りや采配でどうこうなる次元かどうかがわかるはずがないのです。西武ゆうえんちしか行ったことない人に、西武ゆうえんちがどのぐらいショボイかを理解するのは難しいのです。じゃらんで「二度と行きません ★☆☆☆☆1.0」なんてレビューそうそう見ないですけど、西武ゆうえんちしか知らなかったらズバッと星ひとつにはできないでしょうから。

まず強いチームを応援することから始めて、そのまま強いチームを応援できれば幸せですし、どこかで気持ちが変わって、「こっちのチームのほうが好きだな」って思ったらそちらにいけばいい。そのときは強いからとかお金があるからとかではない、愛する理由がちゃんとあるわけでしょう。そういう風に段階を踏まず、いきなり「近所だから」とかで応援し始めたらそりゃあツライですよね。下手したらイイ時代をまったく体験することなく、20年とか30年とか過ごすわけですから。

昨今の埼玉西武ライオンズなんていうのは、マニア向けの球団です。球場の老朽化は進み、本拠地には野球以外のついでに楽しいものは特になく、有力選手はすぐいなくなり、お金のかかった企画は特になく、なんとなーくヤンキーっぽい選手が集っていて、日本一からは15年遠ざかっている。小学校くらいから応援して新社会人になりましたみたいな青年ファンにとっては、負けた思い出と、優勝したけどCSでボッコボコに負けた思い出と、出て行った選手の思い出しかない。勝つことの喜びや、勝つことで生まれる余裕や、勝つだけでは満たされない感覚や、勝敗を超えた楽しさを学べずにいる近年です。

負けてイライラして、それでもコナンじゃなくて野球が見たいというのなら、先にソフトバンクあたりを5年くらい応援してきたらいいと思います。僕もこのように「7年700敗までは許容範囲〜」とかヘラヘラしていられるのも、黄金時代に一生分の勝利をすでに得ているからです。たまたま素晴らしい時期に応援し始めたから、順調に修業が進んで、勝った負けたの先に行けただけです。そういう修業が十分できていない人が勝手にイライラしてガラが悪い感じになると、ますますチームも弱くなりますし、お客さんも「こんなもの見るよりコナン見よう」って気づいてしまいますので、先に勝ち馬に乗ってからにしてほしいなと切に思います!

↓「応援がチカラになる」んじゃなくて「チカラになるヤツだけを応援と呼ぶ」んです!


選手は結果を求められるけれど、応援は結果を判定されないのは不公平ですよね!

その応援、本当にチカラになるヤツか計測してみるのはどうでしょうか!

自分の子どもの運動会とか、子豚レースとかで!

大抵は「黙っててください」って言われると思いますが!

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コロナ禍のときより成績が下がってるのは応援が逆効果説、あると思います!