サウサンプトン戦に出場した三笘薫【写真:Getty Images】

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サウサンプトン戦“ライン際の攻防”にクラブ公式脚光

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間12月26日に行われたプレミアリーグ第17節サウサンプトン戦に先発フル出場。

 得意のドリブルとパスで再三チャンスを演出したなか、クラブ公式ツイッターがラインぎりぎりでボールを残した場面に脚光を当てると、カタール・ワールドカップ(W杯)で反響を呼んだ“三笘の1ミリ”彷彿シーンだと話題になっている。

 カタール・ワールドカップ(W杯)による中断明け最初のリーグ戦で三笘は先発に名を連ね、11月5日のウォルバーハンプトン戦以来2試合ぶりの出場。ブライトンは前半に2ゴール、後半にも1ゴールを奪い、アウェーで3-1勝利を飾ったなかで、左サイドから何度も仕掛けた三笘が攻撃にアクセントを加えた。

 開始3分には高速ダブルタッチと切り返しを駆使してシュートまで持ち込むなど好プレーを披露したなかで、ブライトン公式ツイッターが前半終了間際のワンシーンに注目。タッチライン際のルーズボールに相手と競り合いながら反応した三笘は、身体を中へ入れながら右足でボールを奪い、そのまま反転してマイボールにして見せた。

 タッチラインを割りそうなボールをぎりぎりで残したプレーは、カタールW杯のスペイン代表戦(2-1)を彷彿。MF田中碧の決勝ゴールをお膳立てした場面は、ゴールライン際から折り返した際のボールの位置が問題に。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で確認の末、ボールがミリ単位でラインにかかっていたため得点が認められ、“三笘の1ミリ”として大会の名シーンに数えられた。

 ブライトン公式ツイッターの投稿では「カオルがボールをキープしている…ただ。前にどこで見たことがある!?」とツイート。ファンからは「何処かで見た光景」「まさに再現」「ライン際の魔術師」「また残してる!」「三笘の20cmって感じ」「三笘の30ミリ?」「ライン際強い」などの声が寄せられ、反響を呼んでいた。(FOOTBALL ZONE編集部)