近年の台湾人の平均寿命の推移。民国年に2011を加えると西暦年となる=内政部提供

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(台北中央社)内政部(内務省)は19日、2021年の簡易生命表を発表した。台湾人の平均寿命は80.86歳。前年の81.32歳を下回ったが、同部は長期的に見れば延伸傾向にあるとの見方を示した。

男性は77.67歳。女性は84.25歳。前年を下回ったのは、計算により求められる期待死亡数と実際の死亡数を比較する標準化死亡比(SMR)が前年に比べて3.8%上昇したことが原因とした。

昨年の死者数は18万4457人で、前年比1万1295人増。高齢化の影響を受けたとしている。死者のうち、65歳以上は13万7254人で全体の74.41%を占めた。

同部は、最近10年間では14年と16年にも平均寿命が前年を下回ったことがあると指摘。統計上起きる短期的な正常現象だと説明した。

直轄市別の平均寿命は北部から南部にかけて低下する現象が見られ、北部・台北市の84.17歳が最高。同・新北市、同・桃園市、中部・台中市、南部・台南市、高雄市と続いた。東部・台東県の76.64歳が全国最低だった。

(頼于榛/編集:齊藤啓介)