台北市内の総統府

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(台北中央社)ペロシ米下院議長が2日夜にも台湾入りするとの観測が高まる中、総統府の公式ウェブサイトが同日午後、海外からのサイバー攻撃に遭い、一時表示されなくなったことが分かった。

総統府の張惇涵(ちょうじゅんかん)報道官によると、「DDoS攻撃」という、対象のウェブサイトやサーバーに対し、過剰なアクセスやデータを複数のコンピューターから送るサイバー攻撃を受けたのは午後5時15分ごろ。その影響で、総統府の公式サイトは不正アクセス数が普段の200倍に増えたほか、一時表示されなくなっていたが、約20分で復旧したという。

(温貴香/編集:羅友辰)