109_妊娠・出産_Ponko

写真拡大

「男の子がいいな」「女の子がほしい」など出産前はいろいろ考えていたとしても、いざ生まれてしまえば愛しいわが子。どっちがよかったかなんてこと、もう忘れてしまいますよね。

しかしママパパがそうだとしても、周囲があれこれ言ってくることはあるようです。ママスタコミュニティにもときどき「出産後に義母から『跡取りがほしかったのに』と言われた」などの、モヤモヤしたトピックが見られます。

出産翌日に来た無神経なメッセージに、怒り爆発

今回トピックにあがったのは、義父からの”無神経なひと言”でした。

『ふたり目が生まれた翌日に、義父からわざわざ「次は男頼むぞ」というLINEが来ました。長女次女とも、健康で元気な女の子です。はらわたが煮えくり返っていますが疲れもあって、まだダンナには伝えていません。みなさんなら、どうしますか?』


何はさておき、ご出産おめでとうございます。ママも赤ちゃんも、よく頑張りましたね!

投稿者さんが幸せで満たされているなかで受け取った、義父からのメッセージ。本来なら感謝と労いをもらってしかるべきが、どこをどう入力ミスすればそんな言葉に変換されるのでしょうか。「腸が煮えくり返っている」という言葉にも、納得です。

トピックを読んだママたちも、怒りを爆発させました。

『もう大嫌い。敵』


『「ふざけんなよ」とLINEして、子どもを会わせない』


『縁を切っていいレベル』


投稿者さんはこれまでにも義父さんに嫌な思いをたくさんさせられてきたそうですが、それにしてもこれはあんまりですね。

幸せでいっぱいの状況をぶち壊すような、余計な言葉

生まれた赤ちゃんの性別にまつわる、余計なひと言。「私も言われたことがある」と共感するコメントも、少なくありません。

『まだ娘がお腹のなかにいるときに、義母から「次は頑張ってね! 男の子はいいわよー!」と言われた』


『私も義母から、直接言われた。「跡取りが絶対必要な名家に嫁いだつもりはないんですけど。ふたりとも帝王切開だったし、次はないですね」と言い返しちゃった』


失礼な人たちがはっきりと「今回は失敗」と言わず「次は頑張れ」と言うのは、もしかして気を遣っているつもりなのかも……?

「男の子がよかった」があれば、もちろん「女の子がよかった」もあります。

『男の子3人産んだけど、義母から「女の子の孫がほしかった」と泣かれたよ』


『うちは長男を産んだ2日後に、義母から「男の子はあまり好きじゃなくてね。女の子派だから」と言われた。上の長女はめちゃくちゃ可愛がられているけど、ムカつきすぎてそれ以来遊びに行っていない』


”女の子派”とは……何でしょう? そう言った義母さんも男の子を生んでいるはずですが、ダンナさんは愛情を注がれずに育ったのでしょうか。

「産後すぐに暴言を吐かれた」とコメントするママは、「私も幸せいっぱいの気持ちをぶち壊されたから、投稿者さんの気持ちがよくわかる」と言います。言葉だけでも腹立たしいのに、産後すぐのタイミングというのがまたイラッとしますよね。この世に生まれて祝福に包まれているわが子の前途を、邪魔するように感じてしまいそうです。

縁を切る?言い返す?まずはダンナに報告しよう

「きっぱり言い返した」というママもいましたが、どう対処すればいいか教えてくれるコメントもありました。

『「女の子でご不満のようですね。わざわざ時間を割いて会っていただくのも申し訳ないので、孫たちには今後一切会っていただかなくて結構です。今までありがとうございました」って返信する』


既読無視をすすめるコメント、「縁を切る」という声も多くあります。

『ダンナさんにきょうだいがいるなら、その人にも義父のLINEを転送します』


他にもお嫁さんたちがいるならば、この情報はぜひ共有したいところです。もう誰もダンナさんの実家に寄りつかなくなる可能性もありますが。

『「あー……。息子さん、下手くそなんですよ(照)」と返信する』


赤ちゃんを出産したのは嫁ですが、義父さんは息子の存在をお忘れではないでしょうか? どんな反応が返ってくるか、楽しみですね。

投稿者さんはまだダンナさんには伝えていないそうですが、真っ先にするべきはダンナさんへの報告です。

『とりあえずダンナにスクリーンショットだけ送って、あとはダンナに任せるかな』


このあたりが妥当ではないでしょうか?

さらに、もっと大人の対応をした方からの体験談もありました。

『スルー。私も似たようなことを言われたけど、相手にしなかったよ。何度目かからスッと無表情になって「あー。そういう価値観もありますねー」と返事をしていたら、もう言ってこなくなった』


腹が立つのは当然ですが、一度ちょっと冷静になってみてもよいかもしれません。

これまで義父さんにされてきた嫌なこともダンナさんには報告していなかったという、投稿者さん。自分のことならガマンできても、今回はわが子を侮辱されたと感じて堪忍袋の緒が切れたようです。

『自分の親の文句なんて聞きたくないだろう、と思って黙っていたけど、ダンナにすべてを話します!』


みなさんに宣言しました。どうかダンナさんが味方になってくれますように。外野の戯言(ざれごと)はスルーして、かわいい娘さんたちと過ごす毎日を楽しんでくださいね。

文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・Ponko