W杯初戦でドイツと相まみえることが決まった日本代表。(C)Getty Images

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 敵国のメディアは、日本と同組になったのは「幸運」と考えているようだ。

 現地時間4月1日、カタール・ワールドカップの組み合わせ抽選会がドーハで行なわれ、日本はE組に入り、ドイツ、大陸間プレーオフ(コスタリカ対ニュージーランド)の勝者、スペインと対戦することが決定した。優勝経験のある列強2か国が入った“死のグループ”だ。

 対戦するドイツの大手紙『Bild』は「ドイツは安堵のため息をつく。予想以上にうまくいきそうだ」と伝えている。

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「(抽選をした元ドイツ代表の)ローター・マテウスがベスト16進出を可能にするグループを与えてくれた。我々は幸運だった」

 同メディアは、さらに「ラウンド・オブ16でも解決可能なタスクが用意されている。(ベスト16で対戦する) グループFには、ベルギー、クロアチア、モロッコ、カナダが入った」とし、ここでもドローに恵まれたとご満悦。「最初の壁は準々決勝。ブラジルと2014年ワールドカップ準決勝の再戦になる可能性がある」と綴っている。

 もはやグループステージ突破を確信し、「日本など眼中になし」といった様子だ。森保ジャパンは4度の世界制覇を誇るドイツを相手に、番狂わせを起こせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部