深セン証券取引所への新規上場を目指す広東粤海飼料集団(粤海集团、001313/深セン)が1月27日に公募を開始する。1億株を発行予定で、公募価格は25日に決定する。公募終了後速やかに上場する見込みだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 深セン証券取引所への新規上場を目指す広東粤海飼料集団(粤海集团、001313/深セン)が1月27日に公募を開始する。1億株を発行予定で、公募価格は25日に決定する。公募終了後速やかに上場する見込みだ。

 同社は1994年設立。水産飼料の研究開発、生産、販売を手がけており、特にエビ飼料、海水魚飼料などの飼料を主業務として高い技術力の強みを持っている。研究開発を重視し、広東省水産動物飼料エンジニアリング技術研究開発センターなどの研究施設を設立し、中山大学、中国海洋大学、中国科学院何回研究所、中国水産科学研究院、米テキサスA&M大学などとの研究協力を行なっている。

 中国の水産品養殖業は安定的な成長を見せており、海水養殖の生産量は2011年の1551万3300トンから2020年は2135万3100トンと年平均3.61%のペースで成長した。国による水産養殖の工業化、大規模化推進、消費者の水産品消費需要の持続的な高まりにより、水産品養殖に欠かせない水産飼料業界の見通しも明るい。中国の水産飼料生産量は1995年の210万30002020年には約10倍の2123万6000トンに達し、年平均約10%のペースで成長した。

 一方で同社は市場競争の激化、経営コストの90%以上を占める魚粉、豆粕、小麦粉などの原料価格の大きな変動、水産養殖業界における病害や自然災害の発生、消費者の需要の変化に伴う水産品価格の変動、新型コロナによる原料供給の停滞といったリスクを抱えている。

 2020年12月期の売上高は58億4372万元(前期比15.3%増)、純利益は1億9028万元(同18.8%増)。2021年1〜9月期の売上高は52億4679万元(前年同期比11.06%増)、純利益は1億5923万元(同0.47%増)。(イメージ写真提供:123RF)