軽〜中等度の難聴を支援。Jabraが補聴器兼用無線イヤホンJabra Enhance Plusを米国発表
オーディオブランドJabra を展開するデンマークGN Audioは8月18日(現地時間)、軽度〜中等度の難聴で終日補聴器を装着する必要がない人に向けた、補聴器・音楽・通話用を兼ねる3-in-1イヤホン「Jabra Enhance Plus」を発表しました。
見た目は完全に小型のワイヤレスイヤホンながら、Jabra側は高度な補聴器技術を組み合わせたとしており、補聴器然とした見た目を嫌う人でも違和感なく装着できそうです。GNグループには、補聴器の製造・開発を行うGN Hearingがあり、その専門技術を用いているとのことです。

もちろんイヤホンとしても機能が充実しています。サイズは同社のJabra Elite 75tよりも50%小さくなったとのことで、ワイヤレスイヤホンとしても市場で最小クラスと謳います。
ただ、全体的には音楽よりも通話・会話に注力しているようで、このあたりの機能はとくに充実。
人間の耳と同じように音を分析し、自然な音質を実現するワープコンプレッサー、様々な環境下でも快適なサウンドと明瞭な発話を実現するデジタルノイズリダクション、音の増幅を妨げるフォードバックの発生を抑制するデジタルフィードバックサプレッション、そして目の前の音を分離し会話に集中できるバイノーラルビームフォーマーといった4つのサウンド処理機能を搭載します。
バッテリーは1回の充電ので約10時間。充電ケースを併用すると30時間利用可能。またイヤホンはIP52の防水防塵にも対応します。
同モデルは現在、FDAでの承認待ちのようですが、年末に向けて米国で先行発売される予定です。また価格などは、発売までに発表されるとのこと。
なお同モデルの販路は、医療グレードの補聴器機能を持つモデルでもあるため、資格を持った聴覚専門医を通じて販売されるとのことです。
こうしたスマート補聴器とも呼ぶべきジャンルの製品に関しては、Boseが5月にSoundControlを発表しているほか、BragiやOliveなどのメーカーも取り組んでおり、徐々に活気づいてきている印象です。
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今後も、多くのメーカーの参入を期待したいところです。
Source: GN, Jabra
