中国のポータルサイトに、日本の家庭に常備されている非常持ち出し袋の中身について紹介する記事が掲載された。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国のポータルサイト・百度に23日、日本の家庭に常備されている非常持ち出し袋の中身について紹介する記事が掲載された。

 記事は、日本が地震の頻発国であり、100年ほど前に発生した関東大震災で30万軒近い家屋が倒壊し、火災などにより10万人余りが死亡したことで、日本政府が社会や国民の防災意識の強化に乗り出し、現在もなお強化が続いていると紹介。建物や道路の建設などいずれをとっても、地震に対する重視ぶりが表れていないものはないとした。

 また、数日前には宮城県で10年前の東日本大震災の余震と見られる大きな地震が発生したとする一方で、多少の負傷者は出たものの死者は出ず、生活インフラや住宅にも甚大な損害は出なかったと指摘。これは日ごろの備えの賜物であるとし、その一例として各家庭に常備されていて、中にたくさんの用具が入っている非常持ち出し袋の内容について紹介している。

 まず、避難所での生活で寒さや熱さをしのぐための保温性能を持ったアルミコートのマットや毛布、給水を受けるときに便利な折り畳み式のポリタンクを紹介した。また、情報収集ができるだけでなく携帯電話の充電や懐中電灯としても使うことのできる手回し式充電機つきラジオ、割りばしや紙コップ、紙皿など使い捨ての食器と、これらを繰り返し使用できるようにするラップを挙げた。

 さらに、レインコート、タオル、歯ブラシ、スリッパ、エア枕、紙ナプキン、ホイッスル、薬箱、綿棒、マスクといった日用品、衛生用品も入っていると紹介。これらの用品は3000円もあれば一通り揃えることができると伝えた。

 記事は、大きな災害が起きるたびに、日本の秩序に感心させられるとした上で、その背景には人びとの防災意識の高さがあり、インフラの充実から各家庭の非常持ち出し袋に至るまで、様々な面での備えができているのだと紹介。「この点も、われわれが日本から学ぶに値する」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)