DAIGOがパーソナリティをつとめ、健やかな暮らしをキーワードにお届けするTOKYO FMの番組「DAIGOのOHAYO-WISH!!」。3月22日(日)の放送は、デビュー25周年を迎えベストアルバム『REVIEW ? 〜BEST OF GLAY〜』も発売中のGLAYからTAKUROをゲストに迎えてお届けしました。


TAKUROさん、DAIGO


◆TAKURO、99年「解散危機」を振り返る
DAIGO:あらためてデビュー25周年ということで。ベストアルバム『REVIEW?〜BEST OF GLAY』もリリースされたばかりですが、いかがですか? 25年やってきて、「すごかったな」とか、「これ、ヤバかったな」とか思い出でもいいんですけど……「ベスト3」を教えていただきたいんですけど、難しいですよね。ベスト500くらいなら、多分言いやすいと思うんですけど。

TAKURO:「デビューという夢だった音楽が職業になった瞬間」。遊びじゃないなっていう場面をたくさん見たし。あと2つ挙げるんだったら、99年という年がミリオンセラーだとか(「GLAY EXPO ’99 SURVIVAL」で)20万人(ライブ動員)だとかありながら、その年末に解散しなきゃいけないかもねっていう話し合いがあったこと……あの山あり谷あり具合は忘れられないし。あとは時代が移り変わる中で、自分達の足で歩き始めなきゃいけないって決心した2005年前後の独立っていう。

でも今にして思うと、正しく歳を取っていると思う。そのときどき……20代で決断しなきゃいけないこと、30代で決断しなきゃいけないこと。ちゃんと何かしら理由があって、そのタイミングが来て悩んで。それで出した答えを信じて、それが正解だと思えるように生きていこうっていう形で。JIROが「今、1番バンドが楽しい」って言ってくれていることで、すべて救われている気がする。

DAIGO:最高ですね。長年やっていて、今が1番楽しいって思えるというのは。

TAKURO:あれは嬉しかった。逆に、そんなに辛かったん? って聞きたいくらいだけど。でも彼はすごく気が利く男だし気がつく男だから、音楽業界のいい所だけではない大変な部分もしんどかったんだと思うんだけど。それは近くにいる仲間としては、1個ずつ取り除いてあげたいな、とは思っていた。それが何かしら結果を出したのだったら嬉しいなと。

DAIGO:「解散危機」っていうのは、どういう危機だったのですか?

TAKURO:99年に、20万人(動員したライブを)やって聞かれることは、「次は25万人ですか?」とか。100万枚売ったら、「次は150万目指すぞ」というプレッシャーだったり。特にTERUだけど、トップでいるということは、いいことを50食べたら、悪いことも50飲み干さなきゃいけないような場面で、彼としては100パーセントピュアでいたかったわけ。それはこの行間から察してくれっていう話なんですけど。俺は、GLAYさえできれば、別にいいじゃん。信念なんてなんぼでも曲げたって、GLAYができれば。俺の幸せは1個だけでGLAYができればいい。それが売れていようが売れていまいが、どっちでも、と。そんなのは耐えられる。

だけどTERUとしては、純度の高いGLAYであってほしかったわけ。業界のそういった見たくない部分を彼が見たときに、「俺はそんなんだったらGLAYを辞める」。「確かにそうだ。お前の生き方はそうかもしれない」って言って。「解散すっか!? 」って言って、12月31日を迎えたんだけど。1月4日からの新年会で、盛り上がっちゃったんだよね。「どうするの?」って。「ソロでもやろうかな。TAKURO、曲書いてくれる?」って言って。HISASHIが「じゃ、俺ギター弾くよ」って。「じゃ、JIROもやれば?」って言って。それ、GLAYじゃん(笑)。

DAIGO:それGLAYですよね(笑)。

◆TAKURO「やり続けていれば、助けてくれる人が必ず現れる」
TAKURO:っていう冗談のような本当の話があって。GLAYをやるでいいし、ここからはROCKへの憧れではなく、GLAYという生き方をみんなで選ぼうかってなったんだよね……あれはなかなか味わい深かった。でもここのリスナーの人達だって、絶対にそうなんだよ。理不尽なこととか、目をつぶりたくないけどつぶらなきゃいけないことなんて、山ほどありながら日々、暮らしているはずなの。そこを「呑めない」って言ったTERUは、まだ当時子どもだったと思うし。そこを「いいじゃん、別に」って言っていた俺は、変に達観しすぎた優柔不断な男だったのかもしれないけど。今、ちょうどいい感じになった。お互いの何かが取れて。

DAIGO:やり続けることによって。

TAKURO:続けることによって、「もっと大切なことってあるよね?」っていう。それは自分達がきれいだとか汚いとかっていうことじゃない。もっと大きな、それこそTERUの言葉を借りるなら、地球規模の。地球の人達みんなが幸せになればいいのに、みたいな。あのときは分からなかったけど、今ならちょっと分かる。それはそうだ、人の幸せは願ってなんぼだよね。

DAIGO:確かに、TERUさんは、自分の思いをストレートに表現される方なので。その熱さもすごいな、と思うんですけど。

TAKURO:あの熱さに引っ張られたんじゃないかな? 他の3人は。

DAIGO:でも、本当にずっと山の頂点にいるわけじゃないですか、GLAYさんって。頂点の方にいると、酸素が薄いじゃないですか。山の上とかって。大変ですよね。

TAKURO:DAIGO君の表現を借りるのであれば、本当に薄かったかもしれないけど。長くやってきたおかげで、DAIGO君のように「大丈夫ですか?」って酸素を持ってきてくれる人が現れるから。

DAIGO:俺、持って来ちゃってます? よかった。

TAKURO:いつも悩むじゃない? こんなやり方でいいのか。こんな音楽でいいのか。こんな活動でいいのかって。そういったDAIGO君のひと言ひと言が、「俺達、間違ってなかったんだ、これでいいんだ」って思わせてくれる場面がたくさんあるから、俺はなるべく1つ心に決めたことがあるなら、続けた方がきっとDAIGO君のように「大変だったら手を貸しますよ」というような。「酸素を持って来ましたよ」って人が必ず現れると思っているからね。どんな場面でもどんな職種でも。

DAIGO:僕がそうなれているのなら、嬉しいですし、本当に光栄ですけど。

TAKURO:それで励まされて踏ん張れる場面もたくさんあったよ、正直。「俺が前にやっていたバンドね。GLAY? その名前は出さないで」とか言いたくないのよね。その名前を聞くだけでも、ちょっと気分が悪くなるからなっていう。そんな生き方をしたかったわけじゃないから、なんとか踏ん張ってやっている。そんな言葉に励まされて、また新作が出せるとかツアーに出られるとか。これは自分達だけでは絶対に無理。

次回3月29日(日)の放送もどうぞお楽しみに!

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聴取期限 2020年3月30日(月) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:太田胃散 presents DAIGOのOHAYO-WISH!!
放送エリア:TOKYO FM/FM OH!/@FM(FM AICHI)
放送日時:TOKYO FM:毎週日曜 9:30〜9:55
FM OH!、@FM(FM AICHI):毎週日曜 8:30〜8:55
パーソナリティ:DAIGO
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/wish/