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教育旅行事業などを展開するイー・エフ・エデュケーション・ファーストの日本法人、イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン(以下、EF)はこのほど、英語能力のベンチマーク「EF EPI英語能力指数(EF English Proficiency Index)2019年版」を発表した。

○日本は9年連続下落

同指数は、EFが無料で提供しているオンライン英語能力測定テスト「EF SET」の前年度受験データを基に、非英語圏の国と地域における英語能力を経年的に計測・追跡するための世界規模ベンチマークとして毎年発表しているもの。英語能力指数(EF EPIスコア)の世界ランキングとともに、指数分布をもとに全参加国の英語レベルを「非常に高い」から「非常に低い」まで5段階に分類している。2019年は世界100カ国・地域の230万人の英語能力を測定し、数値化した。

世界ランキングでは、「オランダ(英語能力指数70.27)」が1位に返り咲き。以下、2位「スウェーデン(同68.74)」、3位「ノルウェー(同67.93)」、4位「デンマーク(同67.87)」、5位「シンガポール(同66.82)」と続いた。

5段階の能力レベル最高位である「非常に高い英語能力」に位置付けられた国は、前年より2カ国増えて過去最高の14カ国となり、「世界全体の英語能力は上昇傾向にある」(同調査)ことがわかった。

日本の英語能力指数は前年(51.80)より0.29ポイント下落の51.51(能力レベル「低い英語能力」)、順位は100カ国中53位(前年49位)となり、9年連続で順位を下げた。参加国・地域の拡大にともなう順位下落と、受験者拡大によるスコア下降が影響したと分析している。

EF代表取締役社長サンチョリ・リー氏は、「今年のレポートでも、日本と他国との相対的な差が顕著に表れる結果となりました。2020年から学校の英語教育が変わりますが、学校や地域など学習グループごとの語学習得状況を測ることができれば、より効果的な学習法やカリキュラムの開発につながると期待しています」とコメントしている。