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 長期休暇が多い今年は、連休を使って海外へ行く人も多いと思いますが、中には旅先で「ありえない……」と同じ日本人に対して思うことも。

 男女問わず人気の海外旅行先であるタイで知らないと損をする?! 日本人旅行客が注意すべき点と非常識な行動を、タイに15回以上訪れ、バンコクで働いていたこともある筆者が、現地で暮らす日本人に聞いてみました。

◆チップをケチりすぎ

「タイではレストランやホテルでチップを払うのですが、チップを小銭で払うのはNGです。20バーツでも良いので必ず紙幣で払うようにしましょう。

 また、日本人にも人気なタイ式マッサージは町中のマッサージ店の場合50バーツ程度、ホテルのマッサージなら100バーツ程度を支払うのがベター。払わない日本人や20バーツほどしか払わない日本人がたまにいますが、必ず払うようにしましょう。しかし、タクシーでお釣りの小銭をチップとして渡すのはOKですよ」(バンコク在住10年/フリーランス)

※1バーツは3.54円です(2019年9月2日現在)

◆日本ではやらないのに、タバコをポイ捨てする

「日本ではマナーを守るのに、海外ではタバコのポイ捨てを平気でする非常識な日本人旅行客は多いです。バンコク市内の路上でタバコをポイ捨てすると、場所によっては何千バーツの罰金を科させられることもあります。昔ならチップを払えば見逃してくれたのですが、今は厳しくなっていますね。

 また、最近はやっているアイコスなどの加熱式タバコはタイでは持ち込みNGです。見つかると最高で10年の懲役、または50万バーツの罰金になります。最近、町中で警察に見つかっている罰金を払わさせられている日本人をよく見かけるので、タイに旅行するときは加熱式タバコは持ち込まないようにしましょう」(バンコク在住5年/飲食店)

◆ぼったくりではないのに値引き要求

「バンコク市内では夕方〜夜にかけて道路が渋滞するので、スクンビットなどの中心地ではタクシーが交渉制になることがほとんど。市内であれば100〜200バーツほどと言われるのですが、これを『ボッタクリだ!』と揉めている日本人をよく見ます。

 乗る前ならまだイイんですが、乗った後に揉めるとトラブルに発展するケースも……。トラブルに巻き込まれないためにも、交渉が嫌な人は電車を使うようにしましょう」(バンコク在住8年/不動産)

◆写真撮影に夢中で寺院でのマナーが最悪

「最近、SNS映えするとして人気の寺院『ワット・パクナム』でも非常識な日本人が目立っていますね。たとえば露出の高いワンピースで参拝もせずに写真だけ撮りまくったり、仏像に足を向けて座ったり……。

 タイ人にとって足の裏は体の中でもっとも不浄な場所とされています。その足裏を仏像に向けるなんて、もってのほかです。たまに電車の中で若い日本人がサンダルを脱いで足を上げているのを見ますが、タイ人からするとありえない行為ですね」(バンコク在住3年/主婦)

 お寺でミニスカートやノースリーブはNG、たとえ入り口で止められなかったとしてもマナー違反です。

◆見落とされがちな履物のマナー

「1年中暑いタイにサンダルで来たくなる気持ちは分かるんですが、足が不浄とされているタイではサンダルでは入れない場所も。

 観光地でもある王宮や寺院はもちろん、中には高級ホテルのレストランやクラブなどもサンダルでは入れない場所があります。リゾート地ではOKな場合もありますが、バンコク市内を旅行するときはサンダルの他にヒールやスニーカーを持っておくと良いでしょう」(バンコク在住6年/サービス業)

 一度タイに行ったことのある日本人でも昔とは違った常識も。タイに旅行する予定のある人は、気をつけてくださいね!

<文/カワノアユミ>

【カワノアユミ】
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。裏モノ・夜ネタを主に執筆。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。ツイッターアカウントは@ayumikawano