トヨタ、エンジン開発から1000人を「CASE」に配置転換
7月には電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)の開発・製造を担う「トヨタZEVファクトリー」の人員を約290人から2000人規模に増員する方針を示したほか、23年度に全面稼働する愛知県内の新研究施設では約3300人体制とする計画。CASE対応に向けて人員の拡充を加速している。
異業種のIT企業などは潤沢な資金をテコにCASEの開発を加速。トヨタは19年度に1兆1000億円の研究開発費を計上するが、異業種はこれを大きく上回る。トヨタは人的資源の充実など総合力で、次世代技術の覇権争いに挑む。
トヨタは6月、ハイブリッド車(HV)やEVなど電動車の世界販売台数を30年に550万台以上とする目標の5年前倒しを発表。自動運転では日米に加え、欧州でも公道走行テストを始める。CASE関連事業を急拡大しており、技術開発の推進には人員の拡充が不可欠と判断した。
