好業績で人員削減する“先行型”企業も…早期・希望退職が急増
早期・希望退職を行う企業の中には、人工知能(AI)やロボットの普及など未来社会を見据えた動きもある。
他方、従業員の就業意識も変化している。組織に縛られず、インターネットを通じて単発の仕事を請け負う「ギグ・エコノミー」市場が活性化。同市場の就業割合は拡大し、年齢構成も40―50代にまで広がった。仕事を受発注するアプリケーションの充実や雇用形態にとらわれないベンチャーの増加を背景に、スキルの高い中高年がフリーランスとして働く場が増えている。
政府も働き方の多様化を図るため、人材の流動性の改善や起業支援、社会人教育の整備を推進する。
早期・希望退職が増えた主因は業績不振だが、一方でAIの普及やギグ・エコノミーの拡大なども背景にある。雇用や働き方の新潮流は終身雇用制度にも影響を与えそうだ。
