JDIの新支援者に中国・有機EL大手が急浮上!
最大800億円の支援を予定していた同コンソーシアムから台湾タッチパネル大手のTPKホールディングが17日までに離脱し、台湾金融大手の富邦グループも撤退の見通し。
ハーベストは新たな出資予定者として香港ファンドのオアシス・マネジメントを引き入れ、両社は27日までに出資を機関決定するという。それでも2億ドル(約216億円)分が不足するため、ビジョノックスなどはその肩代わりを求められる。
ただ台湾勢が抜けて中国企業のみの枠組みに変わると、米国の対米外国投資委員会(CFIUS)の審査がより厳しくなる見通し。またハーベストなどが中国で有機ELパネル工場を建設しようとしても、パネル製造に不可欠な米国メーカーの製造装置の対中輸出は難しい。
JDIは同コンソーシアムの代替案として、国内外で新たな出資者も探す。シンガポール投資ファンドのエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが出資に意欲を見せ、主要顧客の米アップルも追加支援を検討している。ただJDIの資金繰りは悪化しており、筆頭株主で政府系ファンドのINCJ(旧産業革新機構)を含めた交渉は時間との闘いだ。
