今季限りでのレスター退団が決まったFW岡崎【写真:Getty Images】

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香川の退団が濃厚視されるなか、移籍金ゼロで獲得できる岡崎に白羽の矢か

 トルコ1部ベジクタシュは今季シーズン3位で終え、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃した。

 ドイツ1部ドルトムントから期限付き移籍で加入していた日本代表MF香川真司が、レンタル期間満了で退団が濃厚と目されるなか、現地メディアは新たな日本人選手獲得の可能性を報じている。

 ベジクタシュは昨冬の移籍市場最終日に、ドルトムントから香川を期限付き移籍で獲得。新たなゲームメーカー兼アタッカーの加入で、一時は逆転優勝も射程圏内まで巻き返したが、日本代表DF長友佑都の所属するガラタサライにリーグ連覇を許し、最終的に3位でシーズンを終えた。

 今季限りでレンタル終了となる香川の買い取りが難しいとされ、香川も自身のインスタグラムでベジクタシュサポーターに惜別メッセージを綴ったなか、新たな日本人選手の獲得を視野に入れているようだ。

 トルコ紙「Fanatik」は「ブラック・イーグルス(ベジクタシュの愛称)に新しいシンジ:オカザキ!」と見出しを打ってレポート。記事によれば、ベジクタシュは攻撃的なポジションでは最前線と左ウイングの補強を視野に入れており、今季限りでレスター退団が決まり、移籍金ゼロで獲得可能な岡崎が候補の1人に挙がっているという。

「ブラック・イーグルスはシンジ・カガワと別れ、日本の新たなフットボーラーのボタンを押した。レスター・シティで4年間の冒険を終えたシンジ・オカザキだ。経験豊富なストライカーは、クラブからのオファーを振るいにかけ始めた。近い将来、公式な交渉がスタートすると期待される」

 欧州でのプレー続行を望んでいる岡崎。新天地はトルコのベジクタシュになるのだろうか。(Football ZONE web編集部)