万能食材のもやしは「冷凍保存」がおすすめ!日持ちさせるテク&簡単レシピを紹介
さまざまなメニューに使える万能食材の「もやし」。季節や天候に左右されにくく、価格変動が少ないので家計にやさしい食材ですよね。良いところ尽くしのもやしですが、日持ちしないので、安いときにたくさん購入して保存したいところですが、痛みやすいのが悩みどころ……。
そんな問題を解決するには「冷凍保存」がおすすめです♪
お給料日前にも大助かり!もやしの冷凍保存の仕方を詳しく紹介します。後半には、もやしを使った節約&時短レシピ5品もあるのでチェックしてみて。
もやしの原料や栄養って?もやしの基本情報
豆や野菜の種を暗所で水に浸けて発芽させて作られる、もやし。水のみで栽培されるので、生産工場では特に水の品質に細心の注意が払われています。水だけでなく湿度や温度にも気を配るなどしっかりとした管理の下で作ることで、新鮮で安全なもやしが私たちの食卓に並ぶことができているのです。
現在、日本で主に販売されているのは「緑豆もやし」「黒豆もやし」「大豆もやし」の3種類。
豆を原料としており、たんぱく質を多く含んでいるのが特徴です。そのほかにも、ビタミンB群やビタミンC、カルシウム、カリウムといった栄養素も豊富に含まれ、栄養価の高い食材としてさまざまなメニューに使われています。
栄養価が高いもやしですが、低カロリーなので主食の代わりに食べたり、かさまし料理に使ったりすればダイエット効果が期待できる食材です。
もやしは、豆の種類によってそれぞれ味や食感に違いがあります。くせがなく食べやすい緑豆もやしは、炒め物やラーメンの具材に、しっかりとした食感と甘みのある黒豆もやしは、お好み焼きやおひたしに、食物繊維やビタミンEが豊富な大豆もやしは、スープやナムルに、と特徴によって使いわけるとよりおいしく食べられます。
生で食べても大丈夫なの?

もやしは、加熱して食べる食材として販売されているため、生で食べることはおすすめできません。また、炒めることにより、もやし特有の臭みがなくなるため、しっかり火を通すことでおいしく食べられます。
鮮度が良ければ洗わなくてもOK!
出荷前に清潔な水で洗っているので基本的には食べる前に洗わなくても大丈夫です。
しかし、もやしのシャキシャキとした食感をより引き出したいなら、水洗いするのがおすすめ。保存状態が悪いと臭みが出てきてしまうので、その場合は洗ってから調理したほうがいいでしょう。
下ごしらえで、ひげ根は取る?

もやしをよりおいしく食べたいなら、下ごしらえで「ひげ根」を取りましょう。ひげ根をとることで、口当たりが良くなりもやし特有の臭みも少なくなります。1本1本取り除くのは手間な作業ですが、料理のクオリティが格段にアップするので、時間に余裕のあるときなどは挑戦してみてはいかがでしょうか。
もやしの下ごしらえの方法と調理のポイント

ひげ根の取り方と調理のポイントについて詳しく見ていきましょう。
もやしのひげ根の取り方
もやしのひげ根は指でつまんで折ります。ひげ根を取ったもやしは水を張ったボールに入れ、シャキッとしたら、ざるに上げましょう。このとき、水に長時間浸けっぱなしにしておくと、もやしの栄養素が抜け出てしまうので注意してください。
もやしの調理のポイント
もやしは、炒めても茹でてもおいしく食べられる食材。調理のポイントを紹介するので参考にしてくださいね。
【茹でるとき】
鍋にサラダ油大さじ2と塩を入れたお湯を沸かし、もやしを入れて再沸騰させます。そのまま約15秒程度茹でれば完成です。
大豆もやしの場合は、水から茹でて沸騰させ、数分茹でましょう。
(豆の大きさによって時間を調整してください)
【炒めるとき】
フライパンにサラダ油をひいて強火にし、もやしを入れてさっと炒めます。このとき注意してほしいのが、高温・短時間で炒めること。低温で炒めてしまうと水気が出てしまい、できあがりが水っぽくなってしまいます。
冷蔵?冷凍?もやしを長くおいしく保存するコツとは?

もやしを袋ごと冷蔵庫に保存していると、鮮度が落ちてシャキシャキ感がなくなったり、傷んでしまったりしますよね。たくさん購入しても使い切れずに泣く泣く捨ててしまった……という経験がある人も多いのではないでしょうか。
そこで、できるだけもやしの賞味期限を長くするコツをご紹介します。
まずは冷蔵編。もやしを袋から出して保存容器に入れます。もやし全体が浸かるくらいの水を入れたら、蓋をして冷蔵庫で保存しましょう。2日に1回程度、水を変えれば約10日間保存できます。
この保存方法のメリットは、もやしのシャキシャキとした食感を残したまま保存できるところです。もやしの食感を楽しみたいメニューに使う際に最適な保存方法です。
残念ながらデメリットもあります。長く水に漬けたまま保存していると、もやしに含まれるビタミンB群やビタミンCなどの水溶性の栄養成分が水に溶け出してしまいます。栄養成分をしっかり摂取するためには、できるだけ早く調理して食べるようにしましょう。
10日以上保存したい!という人は、冷凍保存がおすすめです。
もやしを冷凍保存するイメージがないという人も多いかもしれませんが、もやしを冷凍保存すると長期保存ができるため便利です。それでは、冷凍保存方法について詳しくみていきましょう。
もやしの冷凍保存方法

もやしを冷凍保存する方法は簡単!もやしを袋ごと冷凍庫に入れるだけです。
このとき、なるべく中身が平らになるようにして保存しましょう。使いかけのもやしを冷凍保存する場合は、洗って水気を切った後に冷凍用の保存袋に入れて冷凍庫に入れてください。食品は空気に触れた部分から傷んでくるため、保存袋内の空気をしっかり抜くことを忘れないようにしてください。
もやしを冷凍した場合の保存期間の目安

もやしの保存期間についておさらいです。
◎冷蔵でそのまま保存する場合
賞味期限の短いもやしの鮮度を保つには、チルドルームか野菜室より温度の低い冷蔵室に入れて保存しましょう。
◎冷蔵で水に漬けて保存する場合
水に浸けて冷蔵保存したもやしの保存期間は、約10日です。
◎冷凍で保存した場合
もやしを適切な方法で冷凍保存すれば約1ヶ月も保存が可能です。この方法なら、大量にもやしを購入してストックすることができます。
冷凍もやしの解凍方法
冷凍したもやしは、凍ったままの状態か電子レンジで温めてから使うようにしましょう。
冷凍保存すると、もやしのシャキシャキ感は失われてしまうため、スープや炒め物に利用するのがおすすめです。炒め物に使う際は電子レンジで温めた後、水っぽくならないようしっかり水気を切ってください。
冷凍もやしに向いているレシピ・向かないレシピ

長期保存が可能になり、ますます便利な冷凍もやしですが、メニューによっては調理に適さない場合もあります。冷凍もやしに向いているレシピ、向いていないレシピをそれぞれ紹介します。
冷凍もやしに向いているレシピ
冷凍もやしは凍ったまま調理に使用しても問題ありません。また1度冷凍することで、しんなりとした食感になり、味のしみこみも良くなります。そのため、炒め物はもちろんのこと、汁物との相性も良いので、みそ汁やスープに入れて食べるのがおすすめです!
【冷凍もやしに向いてないレシピ】
もやしは冷凍するとシャキシャキ感がなくなるので、残念がら食感を楽しみたい料理には向きません。サラダや炒め物でシャキシャキ感が欲しい場合は、生もやしを使うようにしましょう。
おすすめ!もやしを使ったアイデアレシピ
ご飯に乗せて丼も◎良妻風♪野菜たっぷり鶏もやしの生姜焼き

【材料(4人分)】
鶏もも肉…700g
もやし…1袋
玉ねぎ…大1個
◎醤油…大さじ2
◎みりん…大さじ2
◎酒…大さじ1
◎オイスターソース…大さじ1
◎生姜チューブ…7cm
◎にんにくチューブ…2cm
塩コショウ…各少々
サラダ油…適量
小口切りネギ…適量
鶏もも肉の旨みを吸い込んだもやしが絶品のレシピです♪オイスターソース&醤油で濃いめに味付けしているので、ご飯のおかずはもちろん、ビールのお供にもぴったりです。お弁当のおかずにもちょうどいいので、作り置きおかずとしてもおすすめですよ。
https://kurashinista.jp/articles/detail/54145
厚揚げが肉になる!? 厚揚げともやしの青椒肉絲

【材料(1〜2人分)】
厚揚げ…1枚
ピーマン…2個
もやし…200g
塩コショウ…少々
◎生姜…1かけ
◎にんにく…ひとかけ
◎酒…大さじ1
オイスターソース…小さじ1.5
醤油…小さじ1
サラダ油…小さじ1×2
青椒肉絲(チンジャオロースー)といえば、千切りのピーマンとお肉の定番中華ですが、これを厚揚げで作ってみたら…大正解!お肉に負けないボリュームと、もやしのシャキシャキ食感がいい感じで、低カロリーだからモリモリ食べても罪悪感なし!
https://kurashinista.jp/articles/detail/52364
シンプルだけど抜群に美味しい♪ もやしとわかめの塩麹ナムル

【材料(2人分)】
もやし…200g
わかめ…50g
小口ネギ…軽くひとつかみ
塩麹…小さじ2
にんにく…1かけ
ごま油…小さじ1強
「あと1品」というときに重宝する副菜レシピです。加熱したもやしと、食べやすい大きさに切ったわかめに加えるのが、塩麹!お塩で調味するよりも、まろやかな味わいのナムルが出来上がります。もやしをレンチンすればさらに時短に。ぜひお試しを!
https://kurashinista.jp/articles/detail/52220
給料日前でもOK!コスパがよくっておいしい豚肉ともやしの炊き込みご飯

【材料(4人分)】
お米…2合
豚ひき肉…150g
豆もやし…1袋
にんにくすりおろし…5g
塩コショウ…少々
醤油…大さじ2
ごま油…小さじ2
【付けダレ材料】
醤油…大さじ3
ごま油…大さじ1
砂糖…小さじ1
粉唐辛子…小さじ2
にんにくすりおろし…小さじ1
もやしは、混ぜご飯や炊き込みご飯の具材としても大活躍。特に、豆もやしを使うと、しゃっきり感が残って歯ざわりのいい、ごはん料理に仕上がります。節約メニューとはいえ、じっくり炒めた豚ひき肉の脂の甘味がたまりません。リピ必至の絶品ご飯です。
https://kurashinista.jp/articles/detail/50890
ご飯にかけても旨っ♪韓国風!鯖缶ともやしの旨辛胡麻味噌スープ
【材料(4人分)】
鯖水煮缶…1缶(内容量160g)
木綿豆腐…1/2丁
水…800cc
◎合わせみそ…大さじ2
◎コチュジャン…大さじ1
◎ダシダ…大さじ2/3
粗くすった白ごま…大さじ2
一味唐辛子…適量
小口切りネギ…適量
もやし、水、豆腐、鯖缶を汁ごと煮込んだピリ辛スープ。“シャキシャキもやし”がお好みなら短時間、スープを吸った“しんなりもやし”が食べたいときはじっくり煮込んで。寒い日に食べれば、体の芯から温まりますよ!
https://kurashinista.jp/articles/detail/49721
もやしを冷凍保存しておけばメインも小鉢もパパッと!

味が淡白で、炒めても蒸しても煮ても、どんな調理法でもおいしく食べられるもやし。冷凍保存しておけば、食材が少なくなってきたときのかさ増しに利用したり、おかずが寂しいときにパパッと1品作って追加したりと、とても重宝する食材です。栄養価が高いのにヘルシーなので、ぜひ積極的にメニューに取り入れていきたいですね。
しかし!長期保存ができるからと安心して、うっかり冷凍庫に放置したままにしないで、定期的に在庫チェックして料理に使っていきましょう。
今回紹介した冷凍や冷蔵の保存方法や、節約&時短レシピを参考に、もやしをいろいろなメニューにアレンジして楽しんでみてくださいね。
▼参考URL
文部科学省「食品成分データベース」
https://fooddb.mext.go.jp/
まとめ/暮らしニスタ編集部
