「男子レスリングの重量級では、日本人選手は通用しない」長く世界のレスリング界で言われてきた定説だ。その高き壁を打ち破ったのが太田章氏だった。1984年ロサンゼルス五輪、1988年ソウル五輪と2大会連続で90キロ級で銀メダルを獲得。不可能とさえ言われてきた重量級でのメダル獲得に「日本重量級の歴史を塗り替えた男」と讃えられた。引退後は母校である早稲田大学人間科学部助教授を経て、68歳となった現在、同大スポーツ