国内FA権取得の今季10完投&2冠…沢村賞の有力候補に今オフの去就に注目が集まっていた中日・大野雄大投手が、国内FA権を行使せず早々と残留を宣言した。関係者によると、推定で年俸3億円ほどの複数年契約に。チームを8年ぶりのAクラスに押し上げた立役者の引き止めに成功した形だが、沢村賞の有力候補にも上がる左腕への評価は妥当なのか――。球団での過去の契約と比較してみる。プロ10年目を迎えた大野雄は開幕直後こそ白星