現役の企業人としては、2002年に同じ化学賞を受賞した島津製作所の田中耕一さん以来の栄誉である。旭化成名誉フェローの吉野彰さんがノーベル化学賞に輝いた。リチウムイオン二次電池の基礎研究は共同受賞した米国の2氏が成果を上げたが、実用化に貢献したのは複数の日本メーカーの技術者だ。受賞者は最大3人というノーベル賞の制限が恨めしい。吉野さんは日刊工業新聞の紙面やイベントに数多く登場し、創造的な技術に