テキスト系妄想メディア「ワラパッパ (WARAPAPPA )」より

小学1年生になる娘からサンタ宛の手紙が届いた。ダイニングテーブルに置かれた手紙の中には欲しい物が書いてあるのだけれど、今年の欲しい物を見て驚いた。任天堂3DS本体と「どうぶつの森」というソフト指定までしてある。3DSといえば2万円近くするし、ソフトだって数千円はするだろう。

去年までは絵本だったりぬいぐるみだったりで、いっても2、3千円だった。それが小学校に上がった途端、プレゼントの値段が10倍にも跳ね上がっているのだ。

3DSの本体とソフト、合わせて2万円以上もする物を「サンタさんからだよー」などと暢気に渡していいものだろうか。

そもそも、娘は本当にサンタクロースを信じているのだろうか?

試しに聞いてみたら、なぜそんな当たり前のことを聞くのだろう、という様な目をして「サンタさんはいる」と答えた。

同じくらいの子供を持つ友人にも聞いてみた。

あなたの子供はサンタクロースを信じていますか?

結果は以下の通りだ。



母数が3名と少ないので正確な統計とは言えないかもしれない。しかし、「どちらかと言うと信じている」も含め、100パーセントの子供たちがサンタの存在を信じているという結果が出た。小学1年の子供たちはサンタクロースを信じているのだ。

自分が子供の頃を思い出してみた。

サンタの存在を信じていたかそうでないか。全く思い出せないのだが、小学2年のクリスマスに、子供部屋の押し入れにプレゼント用に梱包されたグローブを見つけた時、あ、やっぱり親がくれてるんだな、と確信したのを覚えている。

今の子供たちと僕が子供だった頃では、時代が随分と違う。世の中は情報に溢れているし、それは小学校1年生の世界だって同じだろう。本当にサンタクロースを信じているのだろうか。

信じているフリをしている、ということだって考えられる。

手紙に欲しい物を書いたらクリスマスに届く、などという都合の良いシステムは大人の社会ではあり得ない。

そこまで分かっていて、あえてサンタを信じていることにすれば、クリスマスに欲しい物を手に入れることが出来るのだ。信じていた方が得だろう。

いや、自分の子供をそこまで疑ってかかるのは良くない。

信じているとしよう。

その状態をこのまま続けていいのだろうか?

良くないと思うのだ。

今年のクリスマスに3DSとどうぶつの森をあげたとしても、それはお父さんが身銭を切って買ったものだよ、とちゃんと伝えないといけないのではないだろうか。

そうしないと、手柄が全部サンタクロースにいってしまうではないか。それはあまりにも不公平で、サンタクロースばっかりずるいと思うのだ。

子供たちに伝えるべきは、サンタクロースみたいな都合の良いシステムはこの世には存在しないし、もしプレゼントをもらえるとしたらそれは親が一生懸命働いて稼いだお金で買ったもの、という事実なのではないだろうか。

そのように伝えれば、例えば12月は家計が厳しいからとりあえず「どうぶつの森」をあげて、来月改めて3DS本体をあげる、というようなリボ払いも可能になると思うのだ。

だから、子供たちに言いたい。

サンタクロースを信じてくれるな、と。

この記事の元ブログ: サンタクロースを信じてくれるな