ローマが上位を狙いたいのであれば、一つしかない。3日のセリエA第27節、ホームでのジェノア戦で3連勝することだ。

まったく不可能なミッションではない。ローマはポジション間の完璧な、実のあるバランスを見出したことを示してきたからだ。そして、フランチェスコ・トッティとダニエレ・デ・ロッシというドレッシングルームのリーダーたちが出場停止から復帰するからである。また、そのトッティには、さらなるモチベーションもある。あと1ゴールでセリエA通算得点記録2位のグンナー・ノルダール氏に追い付き、あと2ゴールで同氏の記録を上回るからだ。

アウレリオ・アンドレアッツォーリ監督は試合を前に、次のように話している。

「3位? 夢を見ることは罪ではない。夢のない人間は、生きるのを終えたということだ。だが、順位表は明確であり、問題はある。我々は長期的な計画でやっていない。各試合に向けて綿密に準備することに意味がある。このチームへの期待は、うまくいっていなかったときでも大きかった。今はなおのことだ。それがインテンシティーを増すために役立つというなら、問題を見つけようじゃないか」

「我々の主な敵は時間だ。時間が足りない。仕事における集中や気迫については、大丈夫だよ。できるだけ良い形でピッチに立つには、少し汗をかく必要がある。やるべきことはたくさんあるんだ。デ・ロッシ? 好調だよ。明らかに良くなっていると思う。ベストコンディションにするための2週間について話して、かなり前進したと言える。デ・ロッシをDFに? 可能だし、うまくやれる。だが、必要ならば私にはほかの可能性がある」

サンプドリア戦でのPK失敗をめぐる騒動があったFWパオロ・オスバルドについて、アンドレアッツォーリ監督はこう述べている。

「彼は先発だ。アタランタ戦で素晴らしい試合をした。戦術面では素晴らしい仕事だったよ。私が求めたことをすべてやってくれたからね。結果も重要なものだった。基準がユヴェントス戦なら、彼のプレーはやや期待を下回ったのかもしれない。だが、常に望むような試合にできるわけではないんだよ」

アンドレアッツォーリ監督は前任のズデネク・ゼーマン監督に対して賛辞を送っている。

「彼は彼の仕事をした。とてもうまくね。ゼーマンに対しては敬意を払っており、比較を続けるのは適切じゃない。それではどこへも行けないよ。私は献身的にやるし、満足できないこともあるが、ポジティブにとらえている。共有ができなければ、どこへも行けないよ」

ジェノアには元ローマのFWマルコ・ボッリエッロやMFアンドレア・ベルトラッチがいる。

「マルコは絶好調だと思った。とても良いプレーをしていたね。彼は非常に重要な選手だ。ずっとそうだった。ボッリエッロは一人で前線を担える。ベルトラッチには、私はシンパシーを感じているんだ。良い男で、最近は大きく成長したね。(ダヴィデ・)バッラルディーニ監督のジェノアは、とてもコンパクトでバランスが取れたチームだ。彼はファイトするし、カウンターがとてもうまい。今の我々にとっては最悪の特長を持つ選手だよ」