南極にもGoogleストリートビュー

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偉大な南極の探検家たちが、氷で覆われた大陸を横断してから1世紀が過ぎても、彼らが目指した地点の多くにはほとんど行くことができない。

しかし机の上からであれば、ロバート・スコット(イギリス海軍の軍人。1912年に南極点到達に成功したが帰途遭難し、死亡)が建てた小屋等を訪れることができるだけでなく、南極点到達の儀式として仮想の旗を立てることさえできる。

三脚に取り付けた「ストリートビュー」用のカメラを使って、現地で360度のパノラマ画像が撮影され、17日にグーグルの「World Wonders Project」のひとつとして発表されたのだ。撮影したのは、ミネソタ大学のポーラー・ジオスペーシャル・センターとニュージーランド南極遺産基金の研究者たちだ。

ロアルド・アムンゼンが南極大陸の中心地点に到達し、アーネスト・シャクルトンが大陸を横断しようとしたのは20世紀初めのことだ。

シャクルトンは、1913年に南極探検の同志を募るために出した新聞広告の中で、次のように書いたとされる。「冒険の旅に参加する男性求む。賃金少、極寒、長期にわたる暗黒。生還疑問。成功の折には名誉と賞賛」(シャクルトンらは1914年、南極を目指す航海の途上で氷塊に阻まれ座礁、約1年8ヶ月に渉る漂流の末生還した。南極横断に初めて成功したのは1958年のフックス隊だった

当時から約百年が経過しているが、探検家たちのキャンプや基地の多くはほとんど手付かずのままだ。数少ない南極の旅行者も、研究団体でさえたどり着くことは難しい。



World Wonders Projectで新しく発表された最新の場所には、スコットの小屋(リンクはGoogle map)や、シャクルトンの小屋のほか、南極点望遠鏡(口径10mの電波望遠鏡。場所はこちら)や、ロイズ岬にあるアデリーペンギンの群生地などがある。



TEXT BY BRANDON KEIM
TRANSLATION BY ガリレオ -平井眞弓「南極にもGoogleストリートビュー」の写真・リンク付きの記事はこちら



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