韓国の拉致被害者代表が断言「田口八重子さんは生きている」−韓国
現在、日本では金賢姫元工作員の来日が話題となっているが、韓国ではこれに関連し、韓国における北朝鮮の拉致被害者家族会「拉北者家族会」の代表、チェ・ソンヨン氏が田口八重子さんの生存について発言していることが複数のメディアによって報じられている。
チェ代表は21日、「信頼のおける北朝鮮の情報部員から、田口さんは現在、平壌(ピョンヤン)市内の万景台(マンギョンデ)区域にある某アパートに住んでいるという話を聞いた」と明らかにしている。
韓国のメディアは、チェ代表は日本人の拉致被害者田口八重子さんが生きていると断言し、アパートの名称を具体的に挙げるなど、信憑性が高い情報だと伝えている。
チェ代表は韓国の拉致被害者ら数人を北朝鮮から脱出させるなどの支援も行っており、北朝鮮内部に通じる情報源を持っているとされる人物。また、今回の情報を提供した北朝鮮情報部員は、一般的な北脱出者ではなく、平壌で勤めながら海外に出入りする関係者だと説明している。
1987年11月29日に発生した大韓航空機爆破事件は、北朝鮮の工作員によって大韓航空の旅客機が飛行中に爆破されたとされるテロ事件。北朝鮮は現在も事件への関与を否定している。
また北朝鮮は、日本側には田口八重子さんが金賢姫に日本語を教えた李恩恵と同一人物ではないと否認しており、田口さんは拉致後、1984年に日本人拉致被害者の原敕晁さんと結婚し、1986年に原さんは病死、田口さんは交通事故で亡くなったと主張している。
チェ代表は、この情報員から「田口さんは日本人ではなく、韓国人拉致被害者と結婚した」「北朝鮮は、大韓航空旅客機爆破事件に関与した事実を認めることができないため、爆破犯である金元工作員に日本語を教えた田口さんが亡くなったとうそをついている」と聞いたとしている。(編集担当:李信恵・山口幸治)
■最新記事
金賢姫元工作員の来日「逮捕されるべき犯罪者が、要人扱い」−英紙
金賢姫元工作員の来日、「政府専用機と別荘滞在、まるで国賓待遇」−韓国
金賢姫元工作員が来日「異例の待遇で韓国から出国」−韓国メディア
【韓国のブログ】金賢姫元死刑囚が「真実」を語るその訳は?
田口八重子さん家族と金元死刑の面会、中国で報道なし
