インタビュー:MEG「“アーティスト”MEGさん」
・第2回「自分の中の“決心”」(2008年06月25日)
――“アーティスト”MEGと、素の自分との間にギャップを感じることはありますか?
MEG:ギャップというか、意識的に分けている部分はありますね。素の性格の私としては「あんまりやらなくてもいいならやらなくても…」的な部分とか「うーん、苦手だしなぁ」というものも、“アーティスト”MEGさんとしては「それはやった方がいいよ」とか、そういうのはしょっちゅうありますよ(笑)。――天使と悪魔じゃないですけど、同じ一人のMEGさんの中での葛藤があるわけですね。
MEG:そうですねー。その“アーティスト”MEGさんが「じゃあ、頑張りましょうよ!」と言ったものに対して、素の自分が「よし!乗ってみよう」と思ったのが「STEP」ですね(笑)。――素の自分と、アーティストとしてのMEGとのギャップが、この先どんどん広がっていったら…という恐怖心は無いですか?
MEG:昔に比べると表現を自分の中で分けられている分、何か決心がついたと言うか、すっきりしたと言うか。今まではそこが結構近かったから悩む所が多かったんだと思うんですけど、今はもう“MEG”という人を試している感じに近いから。普段と違うことをやればやるほど、なり切ることができるので。ジャケットの撮影とかも、普段と違う衣装を着たり普段と違うメイクとかをした方が、何か気分が乗るんですよね(笑)。――「HEART」では、それまでの「OK」や「MAGIC」とはまたひと味違った雰囲気になりましたね。
MEG:そうですね、キャラクター設定を変えてるので。――それは曲のイメージに合わせて?
MEG:そうですね。元々コマーシャルの曲というのがあったんですけど。「OK」とか「MAGIC」とかのキャラクターとはちょっと違って、お茶目な感じ。パンツが見えているという所は同じアートなんですけど、今までは割と「別にファッションだから」と堂々と見せていた部分を、「うっかり見えちゃった!」というキャラクターなんですよ。――PVの世界観や、歌詞にも「フランス映画のような」と書かれているよう時代背景は、おそらくMEGさんのリアルタイムのものではないと思うのですが、この時代のファッションやインテリアなどには以前から興味があったのでしょうか?
MEG:元々この年代のファッションとか小物とかヘアスタイルとかはすごく好きで、アンティークの家具とかもついつい集めちゃうし、この年代は1番「コレ可愛い!」というものが多いですね。――まさか、あんな感じの部屋ではないですよね?
MEG:あそこまでポップではないですけど(笑)。気付くとなんかそういうのがいっぱいあるので、好きみたいです。――波長が合うと言うか、精神的にも落ち着くんですかね。
MEG:ですかね。だから、「HEART」の設定はいつかやりたいと思っていた世界観に近いものができたと思います。夢が叶ったような。…次回「曲順は任せた方がいい」へと続く(2008年07月09日掲載)
・第1回「素の私に近いアルバム」(2008年06月18日)
・第2回「自分の中の“決心”」(2008年06月25日)
・第3回「“アーティスト”MEGさん」(2008年07月02日)
・第4回「曲順は任せた方がいい」(2008年07月09日)
・第5回「Dithyrambos」(2008年07月16日)
・第6回「書きたいことがたくさんあった」(2008年07月23日)
・第7回「“MEGらしさ”をつかめていなかった」(2008年07月30日)
・第8回「型にハマっていない人の方がいい」(2008年08月06日)
・第9回「やったことがないことを試してみよう!キャンペーン」(2008年08月13日)
・第10回「常におもしろく変化していくプロジェクト」(2008年08月20日)
・MEG ニューアルバム「STEP」特集
