金沢市が「田んぼダム」など浸水対策へ 2025年8月の線状降水帯による大雨を教訓に

これから本格化する出水期を前に、備えを強化します。
2025年8月の線状降水帯による大雨を教訓に、金沢市は2026年度から、特に被害が大きかった河北潟周辺などを中心に、雨水を一時的に水田に溜める「田んぼダム」などの浸水対策に乗り出しました。
金沢市では、2025年8月7日に発生した線状降水帯による大雨で、アンダーパスが冠水するなどの被害を受け、およそ660棟の住宅が浸水しました。
豪雨を受け、金沢市は治水対策を進めていて、特に被害が集中した河北潟周辺では、水田に止水板を設けて、雨水を一時的にためる「田んぼダム」の整備を優先的に進めることにしました。
簡易止水板の購入補助、最大50万円まで支援へまた、これまで大雨のたびに道路の冠水が相次いでいた近岡町の緑地に大規模な雨水ポンプ場を整備するため、2026年度から実施設計に着手し、3日、担当者を集めた会議で報告されました。
市総合治水対策推進本部・山田啓之本部長「大雨の場合は地震と違ってある程度事前に予測がされる。避難体制を我々も周知しながら実際の避難行動に移してもらうことも含めて色んな場面を通じて知らせていきたい」
金沢市はこのほか、住宅や店舗への浸水防止を目的に大がかりな工事を必要としない「簡易止水板」について、50万円を上限に購入費用などを補助する支援制度も設けることにしています。
