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 ◇ナ・リーグ ドジャース ― フィリーズ(2026年5月30日 ロサンゼルス)

 ドジャース佐々木朗希投手(24)が30日(日本時間31日)、今季4勝目を懸けて本拠でのフィリーズ戦に先発する。今季は9試合に先発して3勝3敗、防御率4.93。前回23日(同24日)のブルワーズ戦では5回4安打2死球4三振3失点の内容で勝利投手となっていた。

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はフィリーズ戦の試合前に取材対応し、最近の佐々木の状態について「この数週間でかなり落ち着いてきたと感じています。快適に投げられるようになったことが成功につながったのか、成功したことでより快適になったのかは分かりませんが、その両方でしょうね」とコメント。「特にスプリットの使い方が変わり、その球速も上がったことが成功につながっていると思います。今は本当に良い状態にいます」と分析し、シュワバー、ターナー、ハーパーと強打者がズラリ並ぶフィリーズとの対戦で「相手には才能ある打者がたくさんいます。朗希にはその挑戦から逃げずに、しっかり勝負してほしいと思っています」と期待した。

 指揮官は佐々木の速球が「確実に良くなっていますね」と評価し、「スプリットが速球を助けてくれている部分もあると思います。そのおかげで以前より自信を持ってストレートで攻められているのでしょう」と指摘。今季はまだ100マイル(約160.9キロ)が出ていないが「重要なのは球速ではなく、速球の質とコマンド(制球力)です。確かに100マイルは出ていませんが、今の速球は以前よりずっとコントロールされています。97マイルをしっかりコントロールできる方が、ストライクゾーンを外れる100マイルよりずっと価値があります。今の状態には満足しています」と話し、“また100マイルを出せると思うか”との質問に「もし朗希が100マイルを投げたいと思えば投げられると思います。ただ、その場合は望む場所へ投げられないかもしれません。94〜95マイルなら話は別ですが、97〜98マイル出ているわけですから、今はちょうど良いところにいると思います」と答えた。

 佐々木はメジャー1年目の昨季に故障したこともあり、実戦経験が少ないと指摘されると「そう思います。もちろん才能はありますし、彼を獲得したことで大きな期待も集まりました。でも、彼はまだプロでそれほど多くのイニングを投げていませんし、まだ若いです。私たちも少し早い段階で多くを期待しすぎていたかもしれません」と答えた上で、「ただ、朗希本人はそんな言い訳を受け入れないでしょうね。それはアスリートとして素晴らしいことです」と語った。