抹茶の原料となる「てん茶」の取引会がきょう14日、鹿児島市で開かれ去年のおよそ2倍の値がつきました。

健康への意識や日本食人気で世界に広がる“抹茶ブーム”。その魅力を取材しました。

(記者)「取引会が始まりました。業者のみなさんが手触りや香りなど一つずつ確認しています」

鹿児島市で開かれた取引会。てん茶は抹茶の原料で、鹿児島県の生産量は2020年度以降日本一となり、全国のおよそ40%を占めています。

生産量は、6年前に比べおよそ4倍に増加

世界的な抹茶ブームもあり2024年度の県内生産量は2150トンで、6年前に比べおよそ4倍に増えています。

14日の取引会には南九州市や霧島市など14の産地から出品があり、入札する業者が色や香りを確かめていました。

「どんどん値が上がる」

(入札業者)「2~3年前からするとレベルアップしている」

(入札業者)「煎茶やドリンクのお茶も足りない。てん茶も足りないのでどんどん値が上がる」

最高値は4万7100円

入札の結果、1キロあたりの平均価格は1万9095円で去年のおよそ2倍の値がつきました。また、最高値は4万7100円で去年より1万円以上も上がりました。

(県茶業会議所 光村徹専務理事)「鹿児島県はいろんな茶種を作ってきた。てん茶もその1つとして生産振興や流通拡大に努めたい」

ブームを追い風に生産者や新たに稼働を始めた工場が増えているということで、県茶業会議所は7月にも取引会を行う予定です。