(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

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日本全国を飛び回ることから「空飛ぶ料理研究家」と呼ばれる84歳・村上祥子さん。料理研究家人生60年の村上さんは、「いくつになっても『食べること』『たんぱく質』をしっかり摂ること」が大切だと語ります。そこで今回は村上さんの著書『84歳。食べて、歩いて、カッコよく生きる。』より一部を抜粋し、「ちゃんと食べて、カッコよく生きる・ムラカミ流」の極意をお届けします。

【書影】料理研究60年でみつけた、人生でいちばん大切なこと。村上祥子『84歳。食べて、歩いて、カッコよく生きる。』

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84歳の私が毎日元気に過ごせるのは、よく歩くから

毎日、とにかくよく歩きます。

福岡はバスも地下鉄も路線が発達しています。が、外の景色を見るのが好きなこともあり、よくバスに乗ります。そして、バスを降りたら、銀行、郵便局、食材専門店、天神にある岩田屋本店地下の紀ノ国屋……と、スポットからスポットを歩いていきます。ヒールの靴を履いていても歩きます。

タニタ主催の「糖尿病の予防・改善」の講演会に講師として招かれたときのことです。

講演前に「マルチ周波数体組成計の装置に入ってください」と言われました。渋る私に、タニタのご担当者は「講師をお願いした方のデータを集めています」と。

筋肉はアスリート並みです!

結果は右の肩甲骨をカバーする筋肉、両脚の上脚部の筋肉がしっかり付いています。水分は61.1%、これは人並み。通常、筋肉は全体重の20%です。計算してみると私は86%ありますから、アスリート並みです! 体脂肪率は、9.0%でした。

スタジオでの撮影や料理教室も立ち仕事。ということは、1日1万7000歩くらい歩きます。息子たちには、「運動神経ゼロのお母さん」と言われていますが、歩くだけでこれだけ筋肉が付いているのは、新発見でした。

「ごはんを自分で作り続けることで、筋肉は付く!」

この新たな発見を84歳になった今も、実証し続けています。

元気の秘訣は、よく歩くこと

私の元気の秘訣は、よく歩くことですが、外出時だけではなく、とにかく毎日家の中でも動き回っています。

家事は手仕事。想像以上に時間がかかります。


(写真はイメージ。写真提供:Photo AC)

朝、起きてから2階のスタジオに出勤するまで4時間かかります。その間、じっとしていることはありません。

家中のあらゆるところに時計をかけています。私の手首には腕時計、枕元には目覚まし時計、リビングの仏壇の上にも掛け時計。時計を見ながら動きを進めます。

毎日4時間、出勤前の朝のルーティン

仕事を始めるまでの4時間のルーティンを記します。

3階で朝5時起床。

(1)布団をたたむ。洗濯物をたたむ

1階に下ります。

(2)門を開ける

(3)新聞を取る

(4)前の晩、清掃局の収集時間に合わせて出した生ゴミ、古紙、不燃ゴミのポリペールと重しを回収。ペールの中を洗って雑巾で拭く。雨の日だったら郵便受けも拭く。1階の納屋に収納

(5)落ち葉を掃く

3階に戻ります。

(6)ミルクティーをいれる。「たまねぎ氷(R)」に「にんにく」を加えた「にんたまジャム(R)」ほかを加える

(7)浴槽に湯をはる

(8)トランポリンをぴょんぴょん100回跳ぶ

(9)仏様にお水をお供え

(10)冷凍したごはんをレンチンして小さな茶碗で仏壇にお供え。夫の好きだった栗まんじゅうもお供え

※本稿は、『84歳。食べて、歩いて、カッコよく生きる。』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。