え?ニセGT-R!?(Photo:mobile.de)

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軽より安い? “GT-R風”モデル

 日産「GT-R」は、日本を代表する高性能スポーツカーとして長年支持されてきた存在です。そんなGT-Rを模した“レプリカ車”が、海外の中古車サイトに予想外の価格で掲載され、多くのユーザーが反応しています。

 GT-R(R35型)は2007年のデビュー以来、3.8リッターV6ツインターボが生み出す圧倒的なパワーで世界的な評価を獲得してきました。

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 初期モデルは480ps/588Nmを発生し、欧州スーパーカーに迫る性能を777万円〜という価格で実現したことでも話題となりました。

 その後も改良が続き、2025年モデルでは標準仕様で570ps/637Nm、「NISMO」では600ps/652Nmに到達。

 2025年8月に生産終了していますが、最終モデルの価格は1443万3000円〜3061万3000円と、高性能車らしい価格帯を維持しています。

 今回注目されているのは、7500ユーロ(約140万円 2026年5月初旬時点)で出品されたGT-R風レプリカです。

 クロアチア南部のドゥブロヴニク在住のユーザーが掲載したもので、外観はGT-Rを思わせるデザインに仕上げられています。

 しかし、スペックは本物とは大きく異なります。6速MTを搭載し、最高出力は163ps。駆動方式も前輪駆動となっています。

 そんなレプリカのベースとなったのは、欧州フォードが1998年〜2002年に販売したクーペ「クーガー」です。

 ボディサイズは全長4699mm×全幅1769mm×全高1308mmで、GT-Rよりややコンパクトな印象。

 エンジンは2リッター直4または2.5リッターV6が設定されており、今回のレプリカはV6モデルを使用したとみられます。扱いやすさと外観のアレンジ性が、ベース車として選ばれた理由と考えられます。

 出品者によると、このレプリカは2019年に製造され、2020年にリトアニアで登録されたものです。

 ボディはグラスファイバー製で、GT-Rらしいフロントグリルや丸目4灯テール、4本出しマフラー、大型リアスポイラーなどが再現されています。

 一方でインテリアはクーガーのデザインが色濃く残り、ステアリングに小さく「GT-R」エンブレムが添えられている程度です。走行距離は約5000kmとされ、状態は比較的良好とみられます。

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 約140万円という価格は、日本で展開される最もポピュラーな「軽スーパーハイトワゴン」より安い水準です。

 SNSでは「レプリカを作る発想がユニーク」「外観の完成度が高くて思わず二度見した」「この価格ならちょっと欲しい」「遊び心があって良い」など、驚きと面白がる声が相次ぎ、話題が広がりました。

 本物とは性能も構造も異なるものの、独創的な外観とアイデアが多くのユーザーの興味を引いたようです。