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 ◇パ・リーグ オリックス4─3日本ハム(2026年5月8日 京セラドーム)

 これぞ主砲の働きだ。オリックス・森友が23年6月10日DeNA戦以来、3年ぶりに1試合2本塁打の大暴れ。チームをリーグ最速での貯金10到達、そして京セラドームでの対日本ハム戦を昨季から7連勝に導いた。

 「めちゃくちゃうまいこと打てましたね。力みなく良い感じで捉えられた」

 1点劣勢の4回無死一塁で先発・達のフォークをすくい上げ、右中間スタンドへ。同じ堺市出身の5年目右腕に威厳を示す形の逆転の3号2ランで試合をひっくり返すと、8回にも3番手右腕・玉井から右翼へ4号ソロ。昨季1本塁打にとどまった男が、意地を示す2発で満員御礼の場内を沸かせた。

 移籍後最少50試合出場にとどまった昨季終了後、志願して秋季キャンプに参加。山崎バッテリーコーチ兼ディフェンス担当と付きっきりで特守に励み、スローイングを徹底的に見つめ直した。「ちょっと自信がないのかなと思うことがあったので、球を捕る前の段階でこの準備が足りないよねと、一個一個整理していって。やっとパンとつながった日があった」と同コーチ。もう一度捕手として勝負するため、基礎から磨き上げてきた。

 「ポケモンベースボールフェスタ2026」として開催され、お立ち台ではピカチュウとも共演。「接戦を取れるのは強いチームの証拠だと思うので、引き続きですね」と、余韻に浸ることなく次戦を見据えた。(阪井 日向)