先住民らが手がけた船、台湾本島一周に出発 各地で文化交流
海洋之眼は、台東県政府が推進する原住民族の伝統船建造や海事人材育成を目的としたプロジェクトの補助を受けて造られた。この日は、饒慶鈴(じょうけいれい)台東県長や先住民集落の長老らが航海の安全を祈り、船出を見送った。
饒県長は、海は島々を隔てるものではなく、オーストロネシア語族を結び付ける広大な道だと強調。県政府は3年前から集落と共同で船の建造計画を進めてきたと説明し、海洋之眼の船出は、台東がオーストロネシア語族のふるさととしての自信と実力を示すものだと語った。
また海洋之眼は失われた航路を取り戻すだけでなく、台湾全土に対して「海は道なり」とする精神を伝えるとし、7月3日から8月20日に開催される台東博覧会のPRとして、台東と太平洋島しょ国との深い結び付きを示すものだと語った。
(盧太城/編集:齊藤啓介)
