日本が約1年ぶりにロシア産原油を調達、ホルムズ海峡情勢が影響―中国メディア
中国メディアの参考消息は2日付で、ロシアメディアのタス通信の報道を引用するなどで、日本企業が約1年ぶりにロシア産原油を購入した話題を紹介した。
記事によると、オマーン国旗を掲げたタンカーのボイジャーが、九州の南部海岸付近を航行していることが、船舶の自動識別装置(AIS)からのデータによって確認された。また確認当時の状況として、5月3日に四国の菊間港に到着する予定であることも判明した。菊間港には、日本の石油会社である太陽石油が製油所を設けている。太陽石油はタス通信取材に対して、ロシアのサハリン産原油を調達したことを認めた。
日本は2022年2月をもってロシア産原油の輸入を停止し、その後になり、西側諸国が主導した価格上限メカニズムにも加わった。ただしサハリン2の液化天然ガス供給契約と結びついた一部の石油は例外とした。太陽石油が前回サハリンからロシア産石油を調達したのは25年6月だった。
日本が中東から輸入する石油は石油輸入全体の95%を占めており、それらの石油はほぼ全てがホルムズ海峡を経由して輸送される。日本政府はイラン情勢の激化とホルムズ海峡の海運中断を背景に、代替となる石油供給源を探し始めた。
ただし日本の当局者は、潜在的な石油供給国について言及する際、ロシアを含めてこなかった。日本の経済産業省は、ロシア産石油の輸入を検討するかどうかに関するタス通信の質問に返答しなかった。(翻訳・編集/如月隼人)
