住宅ローンも「◯◯社の社員さんなら余裕」と言われた過去 正社員を辞めて気づいた現実「今は庶民的なクレカの審査も怪しい」

写真拡大

新卒から長年勤めた会社を辞める。それは一つの大きな決断だが、その後に待ち受けているのは、自由な時間だけではないようだ。

ガールズちゃんねるに4月下旬、「正社員を退職して感じたこと」というトピックが立ち、多くの反響が寄せられた。

トピ主は、正社員という立場を失って初めて、自分の「社会的信用」がいかに会社に依存していたかを痛感したという。

「勤めていたときは、住宅ローンも『◯◯社の社員さんだから余裕で通ります』という感じだったのが、今は庶民的なクレカでさえ、審査に通るか微妙です」

人間関係にも変化があり、「毎日ランチで喋っていて仲が良いと思ってた同僚達とも、共通の話題がなくなり疎遠になりつつあります」と書いている。こうした経験から会社のネームバリューの強さを痛感したそうだ。

「まぁ無職ならクレカの審査は働いてる時よりむずくなるわな」

トピ主は退職後の感想を次のように書いている。

「自分がすごい訳じゃないのに会社員の立場って、謎に強いんだなと思いました」

この言葉に、トピックでは共感の声が相次いだ。

「まぁ無職ならクレカの審査は働いてる時よりむずくなるわな」

「給料から引かれていた分を自分で払う時にがっくりきた。」

社会保険料や住民税を自分で支払うようになると、会社がいかに支えてくれていたか、その「福利厚生」のありがたみが身に染みるというわけだ。

正社員でいることは何かとトレードオフだった?

一方で、社会的信用を失った代わりに、何物にも代えがたい「健康」を手に入れたという意見も目立つ。

「会社辞めたら体調良くなった」

「ストレスがなくなる」

「変な奴と人間関係に悩まなくていいから健康的」

「朝は通勤で朝日を拝んで夜は残業で真っ暗っていう生活」から抜け出し、「人間の心を取り戻した感じしたよ」と語るユーザーもいた。正社員というポジションを守るために、どれだけのことを犠牲にしていたのか。そう考えると、会社員の「強さ」とは、何かとのトレードオフだったようにも考えられる。

正社員を辞めることで、社会的立場は確かに弱くなる。けれど、トピ主のように客観的に自分を見つめ直すことは、決してネガティブなことではないはずだ。

「ネームバリューある会社に採用され仕事で貢献するってほんの一握りしかできないんだから主さんも十分に凄かったんだよ」

確かに、それはそうだろう。会社で一定の評価を得ていたのなら、その気になればすぐに再就職先が見つかる可能性もある。次に進む道が何であれ、会社の看板を下ろして自分に立ち返り、今後ついてゆっくり考えることも人生に必要な時間と言えるだろう。