[4.29 J1百年構想リーグEAST第13節 東京V 2-1 鹿島 味スタ]

 J1百年構想リーグEASTは29日に第13節を行った。東京ヴェルディと鹿島アントラーズの対戦は、東京Vが2-1で勝利。鹿島は90分間で今季初の黒星を喫した。

 序盤から攻勢に出たのは東京Vだったが、鹿島が前半19分に先制する。右サイドからMF師岡柊生がクロスを上げ、ファーサイドのFW鈴木優磨が落とす。ゴール前でFWレオ・セアラが混戦からボールに触れると、こぼれたところをDF濃野公人が押し込んだ。

 先制を許した東京Vだが、前半34分に同点に追いつく。相手DFラインのパスミスからMF熊取谷一星が右足ダイレクトで中盤からロングシュート。飛び出したGK早川友基の頭上を越え、ボールは無人のゴールに吸い込まれた。

 1-1で迎えた前半40分、東京Vが試合をひっくり返す。右サイドから打開し、MF松橋優安が深い位置からクロスを上げる。ニアサイドで熊取谷が囮になると、PA中央に詰めたMF吉田泰授がダイビングヘッドで逆転ゴールを叩き込んだ。

 前半を1-2で折り返した鹿島はハーフタイムで2枚替え。MF松村優太とMF柴崎岳を出場させた。後半15分にはMF荒木遼太郎を投入した。

 後半も東京Vが走力で鹿島の攻撃を封じていく。後半18分にはPA内でDF林尚輝がシュートを放つが、GK早川の好セーブで点差を広げることはできない。一方、鹿島は荒木と鈴木優のコンビネーションから敵陣に迫る回数が増えていった。

 だが、鹿島は後半25分に流れを失う。ビルドアップの乱れをフォローしたMF三竿健斗がファウルしてしまい、2度目の警告で退場処分となった。

 数的不利となった鹿島は残り時間で追いつくことができず、1-2で試合終了。前節終了時点で10勝と2度のPK戦負けで首位に立っていたが、13試合目で初の90分間での黒星を喫した。一方、東京Vは第2節以来の90分間2連勝を果たした。