菅楓華はプロ3年目20歳で“サラリーマンの一生分”突破 獲得賞金10億円の大台に届くのはいつだ?
【ヤマハレディースオープン葛城】最終日
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通算8アンダーで並んだ3人のプレーオフを制した高橋彩華(27)が通算3勝目を挙げた今大会。今季2勝目(通算3勝目)が目前だった菅楓華(20)が、「甘くなかった」と悔やんだのが終盤のミスだ。
13、14番の連続バーディーで通算10アンダーまでスコアを伸ばし、「優勝」の2文字がくっきり見えてきた16番パー4の第1打を左林の左下へ大きく曲げる。フェアウエーに出すはずの第2打を前の土手に当て、第4打もバンカーへ。5オン2パットで7アンダーまでスコアを落とし、通算7アンダー4位に終わった。
それでも手にした賞金は600万円。プロ3年目で早くも生涯獲得賞金額が2億円を突破した。20歳323日での2億円到達は歴代3位の年少記録(1位は宮里藍20歳105日)だが、賞金額は年々増額されており、この「年少記録」はあまり意味がない。
例えば、菅が生まれた2005年は33試合でツアーの賞金総額は22億1000万円。この年、6年連続で賞金女王になった不動裕理の獲得額は約1億2246万円。同年の最高優勝賞金大会は「マスターズGCレディース」の2214万円だった。
それから20年後の昨季はどうか。1試合が中止となり、36試合で賞金総額は44億3500万円で、最多獲得額は佐久間朱莉(23)の約2億2728万円。今季はさらに、37試合で48億9550万円と大幅アップした。優勝賞金の最高額は「アース・モンダミンカップ」の7200万円とビッグだ。来季にも賞金総額は50億円を超えそうで、あるベテランプロが「生まれるのが早すぎた。今の選手が羨ましい」とボヤくのもよくわかる。
近年、大企業の賃金アップ率は5%以上で状況は変わりつつあるものの、これまではサラリーマンの生涯賃金は2億〜3億円といわれていた。
菅は約2年(62試合目)でサラリーマンの一生分を稼いだことになる。ちなみに、今大会前まで生涯獲得賞金トップは申ジエ(37)の約14億7581万円。申のプロ転向は菅が生まれた05年。菅が20年後もツアーで活躍しているかは疑問だが、今のゴルフなら30歳を待たずに10億円は超えるのではないか。
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国内女子ツアーと言えば、渋野日向子が今週末の一戦(4月10〜12日)に主催者推薦で出場する。「米ツアーで勝てないのなら、せめて…」と願うファンは少なくない。が、今回も期待外れに終わりそうだ。いったいなぜか。渋野の過去の「残念なデータ」とは。
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