日本ハム・郡司 お茶たて弾!侍であまり流行せず!?「このままだと闇に葬られそうなので」
◇オープン戦 日本ハム3―2DeNA(2026年3月18日 エスコンF)
日本ハムの郡司裕也捕手(28)が18日、DeNAとのオープン戦で決勝の勝ち越し2ランを放った。逆方向の右翼席へ、プロ7年目で自身オープン戦での初アーチ。会心の一振り後にはWBCの侍ジャパンで同僚の北山亘基投手(26)が考案した「お茶たてポーズ」を披露。復帰した戦友たちへのねぎらいの思いを込め、左手を下に添えて右手をクルクル回して見せた。
この日の主役は4番だった。郡司が1―1の4回1死一塁、先発コックスから右翼ブルペンへ飛び込む勝ち越し2ラン。「逆方向への素晴らしいバッティングでした」と自画自賛の、プロ7年目にして自身オープン戦初アーチとなった。
初球は左翼方向を狙って空振りも、相手の守備シフトを確認し「センターから逆方向を意識」。強みを生かして最高の結果につなげた。「一球一球変えられるのは僕の強み。今後も継続していきたい」。パンチ力と柔軟性を兼ね備える4番は「状況によって何でもできる4番」が理想だ。「派手な4番ではないけど、うちのメインとなる打者はレイエスだと理解している。そこは自分の中で整理しながら、俺が主役だという顔だけはしていきたい」と胸を張った。
ダイヤモンドを1周して一塁側ベンチへ戻って来ると、WBCの侍ジャパンが行っていた「お茶たてポーズ」も披露した。WBCを終えて、この日合流した北山と試合前に対面。右腕が考案したポーズに「あんまはやってなかったね」といじった。北山も「DOMIれ!ポーズがはやってないなら、お茶たてポーズでいいんじゃないですか」と返すと、郡司は「それいいね」と返答。「今日、郡司さんがお茶たてるかもしれない」という北山の言葉を現実とした。
「北山が一生懸命考えたけど惜しくも敗れてしまったんで。このままだと闇に葬られそうなので僕が消さないように」と北海道でお茶たてポーズを継続。清宮幸が考案したチームスローガンにちなんだ「DOMIれ!ポーズ」との両立には「今、肝心の会長が(1軍に)いないですから…。早く帰ってきてもらい要相談です」とした。
新庄監督が開幕戦での「4番・三塁」出場を公表済み。オープン戦打率・350と好調が続く。「彼らは凄い苦労したと思う。状態が上がってくるまで、僕らで引っ張っていきたい」と今季から新たに背番号3を背負う男は、どこまでも頼もしかった。(小渕 日向子)
▽お茶たてポーズ 侍ジャパンで北山が考案したセレブレーションポーズ。最初は2日に北山が円陣で茶わんを2度回す「お茶ポーズ」を提案。ポーズ考案指令を出していた大谷から「やっぱりダメだ。今晩もう一回考えてこい」とダメ出しを食らった。翌日の阪神戦前、再び北山が新ポーズを披露。「お茶を“たてる”は、漢字で書くと点数の“点てる”。お茶をたてて、みんなで点数を取っていきましょう」と必死のプレゼンも見せ、WBCで侍ナインが安打や本塁打後などに繰り返し見せた。
