新天地でも苦境が続いている山田。(C)Getty Images

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 ドイツ2部に移籍したのは、出場機会を増やし、経験を積むためだった。だからこそ、ピッチに立てなければ、問題視する声があがる。

 1月にスコットランドの名門セルティックからドイツ2部のプロイセン・ミュンスターにレンタル移籍した山田は、ブンデスリーガ2前節のディナモ・ドレスデン戦で、ベンチに座ったが出場機会はなかった。

 チームは前半だけで3失点。最終的には0−6と完敗した。その一戦で、少しでも点差を縮めるための山田投入がなかったことに、セルティックメディア『67 HAIL HAIL』は「ヤマダをレンタル移籍させた目的に深刻な疑問が投げかけられる」と報じている。

「1月にブンデスリーガ2に移籍してから、ヤマダは大きなインパクトを残せていない。出場わずか5試合で、ゴールはなしだ。チームが大量6失点したなかでベンチに座ったままなのは、練習などで何かが間違っていて、序列が最も下に落ちたことを示唆している」

「苦戦している2部チームでもこのように出場機会がないことは、セルティック首脳陣にとって大きな警告だ。これだけ守備が崩壊しているなかで、ヤマダがピッチに立てないのなら、セルティックでキャリアを築いていく見込みはどんどん薄くなっている」
 
 同メディアは「ヤマダにとって唯一の慰めは、彼がいようがいまいが、今季のセルティックは調子を落としていったということ。そして、面目を失った新戦力が彼だけではないということだ」と続けた。

「ミシェル=アンジェ・バリクウィシャからヨエル・ムブカまで、おそらくヤマダよりも悪かった選手たちがいる」

 もちろん、それは皮肉だろう。山田が実戦を重ね、将来的にグラスゴーでも活躍することをセルティックは望んでいるはずだ。まだゴールなしと欧州で苦戦が続く25歳の日本人FWに、これからどんなキャリアが待っているのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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